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Trivia

脱毛

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近年、女性にとって脱毛は、美容や身だしなみの一部としてとても身近なものになっています。
そもそも”毛”は何のためにあるのかというと、毛には皮ふを保護する働きがあります。特に、ワキの下など毛が密集して生えている所は、それだけ皮ふが薄く、刺激に弱い部分です。
ムダ毛処理には様々な方法がありますが、ひとつ知っておいて頂きたいことは「肌に全く負担をかけない方法は無い」と言うことです。処理を加えること自体、肌には大きな負担となってしまいます。ご自身の大切なお肌。自分に合う処理方法を選びましょう。

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  専門サロン・美容外科 自己処理
メリット
  • 仕上がりがキレイ。
  • 自分が届かない箇所もできる。
  • 自己処理が楽になる。
  • お肌がキレイになってくる。
  • 箇所によってはトーンUPも期待できる。
  • VIO脱毛は毛がなくなることで衛生的に。
  • 経済的である。
  • 自分のタイミングでできる。
デメリット
  • 時間がかかる。
  • 費用がかかる。
  • 箇所によっては恥ずかしさを感じる人もいる。
  • 毎回処理が面倒である。
  • 肌荒れ・黒ずみの原因に。
カミソリ
  • 角質層まで剃ってしまい傷をつけてしまう。
  • そのため乾燥肌になりやすい。
毛抜き
  • 毎回毛抜きを続けていると毛穴部分が盛り上がって「鳥肌」のようになってしまう可能性がある。
  • 埋もれ毛が出来やすい。

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毛のメカニズム(毛周期)

右図(イメージ図1)のように、毛には1つの毛穴でサイクルがあります。①発毛期(休止期)→②初期成長期→③中期成長期→④後期成長期→⑤退行期→⑥~⑦自然脱毛→また①発毛期(休止期)というサイクルを数週間~数年の間くり返します。また体の部位や人によって周期は異なります。そのため”数週間~数年”となっているんですね。

Q&A

実は詳しくは知らない。
基礎知識を知っているのと知らないのでは大違い、ここでは美容の知識をくわしく紹介します。
知っていることでスキンケアへの意識が変わり、その知識がキレイへの近道になるかもしれません。

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毎日のスキンケア
化粧水をつけたり、高い美容液をつけたり頑張ってるよ。

でも、待って。そのスキンケア自分のお肌のどこに効いているか知っていますか?
あなたは自分のお肌についてどのくらい知っていますか?
お肌のしくみを知ることで、スキンケアの意味を理解し美肌への近道となります。

Step:1 お肌の構成を知ろう
お肌のしくみ

上記は、私たちのお肌を横からみた断面図です。
お肌は大きく分けて、『表皮』と『真皮』に構成されています。

いま触れているお肌はとても薄く、なんと約2mm!!!
顔の皮膚にいたっては、目の周りで何とたったの約0.6mm厚しかないんです。
なんだか想像できませんね。
桃の皮を思い浮かべてください。桃の皮って優しく扱わないとすぐ傷がつきませんか。
私たちのお肌も、毎日のクレンジングや洗顔でゴシゴシ洗いしていると傷がつきます。 お肌のお手入れは"やさしく"が基本なのです。

Step:2 役割を知ろう

表皮は、
外部からの刺激や菌などから体を守ってくれています。

表皮は内側から「基底層(きていそう)」→「有棘層(ゆうきょくそう)」
→「顆粒層(かりゅうそう)」→「角質層(かくしつそう)」と大きく4層あります。

肌の一番外側にある「角質層」は、チリやホコリ、ウイルス、菌などの刺激を体内へ入れないように守っています。さらに肌の水分が蒸発しないようキープする役割もしています。

一番奥の「基底層」では新しい肌の細胞が作られていて表面の古くなった細胞は徐々に外側へと押し上げられていき、最後には垢として剥がれ落ちます。
これがよく耳にする『ターンオーバー』です。

役割を知ろう

美肌を保つためには、ターンオーバーが正常に繰り返されることが大切です。

役割を知ろう

真皮は、
「コラーゲン」が網目状に張り巡らされており、それを弾力性に優れた「エラスチン」がサポートして表皮を下から支えてお肌の弾力やハリを保ってくれています。

また真皮の重さの60~80%は水で出来ており、その水分の基となるのが「ヒアルロン酸」です。水分たっぷりのゼリー状で、コラーゲン線維とエラスチン線維のネット構造のすき間を満たしながら、お肌にうるおいと柔軟性をもたらしています。

そしてそのコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を生み出してくれているのが「繊維芽細胞」です。繊維芽細胞は作るだけでなく、古くなったコラーゲンやエラスチンの分解処理までこなします。とても重要な役割を担ってくれています。

しかし、紫外線や老化の影響で繊維芽細胞は、その力を十分に発揮させることができなくなります。
繊維芽細胞を守るため、毎日の予防とケアが大切なのです。

ちなみに・・真皮はターンオーバーが行われません。
そのため、真皮まで届くケガをした場合には、綺麗に治すことは難しいのです。

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あっ!こんなところにニキビが!!! シミが増えちゃった…
女性にとって肌トラブルは本当にストレス!!
では、なぜニキビやシミ、そのほか肌トラブルってできてしまうのでしょうか。
原因と対策を学び、共に肌トラブルと戦いましょう!

ニキビ
ニキビって?

ニキビとは、毛穴に発生する慢性炎症性疾患、または、炎症を起こす前の状態で、以下のような症状があります。

解放面皰
  • 皮脂腺から分泌された皮脂が毛穴から
  • スムーズに排出されず、毛穴に溜まった状態
  • 毛穴に皮脂が酸化して黒くなった状態
  • 毛穴が炎症をおこして赤くなったり、うみが溜まった状態

毛穴が詰まっただけの状態から炎症を発生させるのはお肌の常在菌のアクネ菌で、酸素のない脂線の奥に生息します。
また、アクネ菌は皮脂を好み、毛穴の中に溜まった皮脂の栄養として増殖し、炎症を発生させます。

思春期ニキビ・大人ニキビ
思春期ニキビ・大人ニキビ

ニキビの原因は毛穴が詰まることで、それは思春期でも成人後でも同様です。しかし、毛穴を詰まらせる原因である「皮脂の過剰分泌」と「毛穴の入り口付近の過角化」を発生させる要因は、思春期ニキビと大人ニキビでは全く異なります。

思春期ニキビ

主な原因
ホルモンの乱れなど。
思春期とは8歳~18歳頃の子どもから大人へ変わる時期のことを言う。
この時期はホルモンバランスが著しく変化し、女の子でも男性ホルモンが一時的に多く分泌する。そのため、皮脂の分泌が過剰になり、ニキビが出来やすくなる。
できやすい場所・時期
皮脂の分泌が多い、Tゾーン(額・鼻)。
思春期ニキビは春から夏にかけて皮膚の分泌が活発になる時期にできやすい。

ケアするポイント!!

思春期のホルモンの乱れは正常な身体の成長からくるもので、抑えようがありません。しかし、跡が残らないためにも、ケアをすることが大切です!

  • 肌を清潔に保つ
  • 肌に刺激を与える洗顔はNG
  • 洗顔後はしっかり保湿
  • 規則正しい生活

大人ニキビ

主な原因
ストレスや不規則な生活など。
大人ニキビはすべての原因を取り除くのが困難で、悪化させやすく、治りにくい厄介な場合が多い。さらに、ニキビが炎症が起こして角質が厚くなると、同じ場所に再発しやすくなってしまう。
できやすい場所・時期
口の周りやあご、乾燥しやすいフェイスラインなどのUゾーン。
大人ニキビは秋から冬にかけての乾燥しやすい時期にできやすい。

対処&ケアするポイント!

  • クレンジング・洗顔は丁寧に
  • スキンケアも丁寧に
  • 生活習慣の見直し
    質のよい睡眠
    バランスのよい食事
  • 日焼け対策
ニキビの種類&治し方

白ニキビ(初期ニキビ)

白ニキビとは、皮脂と角質が混ざり合ったものが毛穴につまり、その部分が白っぽく盛り上がったものをいいます。
角栓とよく似ているので、なんとなく取ってしまいたくなりますが、触るのは厳禁です。弱った状態の皮膚に刺激をあたえて、さらに症状を悪化させてしまうからです。
この段階で適切なケアをすれば、傷もなくキレイに治りますが、無理やり潰してしまうと、肌に跡が残る可能性があるので注意。

閉鎖面皰

白ニキビの治し方

白ニキビは初期段階のニキビなので、正しい洗顔と保湿を行えば、かなりの確率で改善します。
洗顔は、低刺激の石けんや肌に優しいタイプの洗顔料を使いましょう。
逆に洗浄力が強く、スクラブの入った洗顔料は、患部を刺激してしまうため使わないようにしましょう。

思春期ニキビ
思春期ニキビの場合は、皮脂が多すぎたことが主な原因なので、洗顔力に優れた化粧品を使いましょう。
大人ニキビ
白ニキビをケアする場合には、保湿成分がたくさん入った化粧品を使いましょう。
大人ニキビの大半は肌の乾燥が原因なので、まずは保湿が優先です。
肌のターンオーバーを促進するビタミンCも、ニキビのケアには効果的ですが、白ニキビの段階ではそこまで濃いものには必要ないので、保湿効果が高い化粧品がオススメです。

黒ニキビ

白ニキビが進行すると患部が黒ずんできて、黒ニキビと呼ばれる状態になることがあります。ニキビの患部が黒ずんで黒ニキビになるのは、主に酸化が原因です。
 

黒ニキビ

白ニキビの状態では、患部に固まった皮脂は、まだ薄い皮膜に覆われていますが、その皮脂が自然に壊れて、皮脂が空気と接触すると酸化が起こり、いわゆるサビた状態になって黒く変色するのです。
まだニキビの初期症状なので、きちんとケアしていれば、重症化する前に治療ができます。
ただし、そのまま放っておくと、そこからの進行は割と早いので、油断は禁物です。
黒ずんだ色が色素沈着して、治った後もシミになりやすいので、十分気を付けてください。

黒ニキビの治し方

洗顔&保湿が重要
患部が酸化して黒ニキビになる確率は、実はそれほど高くありません。
ただ、ニキビを触ったり刺激して、皮脂の表面の膜を壊してしまうと、酸化が進んでしまう場合があるので、白ニキビの段階から、洗顔中などに刺激しないよう気をつけてください。
黒ニキビになってしまった後の対処は、やはり基本の洗顔&保湿。
1日ほったらかしにしておくだけでも、雑菌などがはいって症状は一気に進行してしまいます。
雑菌が入ると炎症して赤ニキビになってしまうので、この段階で治せるようにケアしましょう。

赤ニキビ(中期ニキビ)

ニキビの患部が赤く腫れ上がってきたら、要注意です。
症状はかなり進行していて、すぐに炎症をおこしてしまっている状態です。
ニキビの患部に、アクネ菌やその他の雑菌が繁殖してしまうと、皮膚の細胞は、殺菌の繁殖を止めようと攻撃をします。この細胞と菌が戦っている状態が、炎症の原因であり、赤ニキビと呼ばれる症状になります。

赤ニキビ

この状態になると、メイクの下からでもかなり目立ってしまいますし、赤く腫れて痛みをともなうので、苦痛もかなりのものだと思います。ここでちゃんと治しておかないと、皮膚の奥まで傷ついてしまい、最終的にシミのような跡が残ってしまうのですぐにケアをしましょう。

赤ニキビは、皮膚組織が炎症を起こして、いわば半分壊れかかっている状態。この段階でニキビを潰してしまうと、皮膚の損傷がきちんと修復されずに、ニキビ跡になって残ってしまう可能性が高いので、絶対にニキビを潰さないように要注意することが必要です。

赤ニキビの治し方

すばやく炎症を抑える
赤ニキビができてしまったら、抗炎症作用のある治療薬や化粧水を使って、患部の炎症をすばやく抑える必要があります。
炎症が治まる前に刺激を与えてしまうと、内部が膿んでしまい、黄ニキビへと進行してしまいます。必ず刺激のすくない洗顔料を使ってください。
ビタミンCで回復を早める
肌の回復を早めるためには、ターンオーバーを促進するビタミンCが必要です。
なるべく濃度が高いビタミンC美容液を、ニキビ患部に塗ってあげましょう。
※ビタミンCは内服することもできますが、ニキビ対策としては効果的ではありません。
化粧水や美容液など、肌に直接塗って補給するのが正解です。

黄ニキビ(末期ニキビ)

ニキビが進行して重症化してしまうと、患部が化膿して黄ニキビと呼ばれる症状になってしまいます。ニキビの炎症がひどくなると、アクネ菌と体内の白血球が激しく戦い始めます。このときの、細胞組織や体液の残骸が溜まったものが膿になります。

黄ニキビ

黄ニキビを無理やり潰してしまうと、まわりの皮膚組織が大きく破損してしまって、修復まで時間がかかり、大きくて目立つニキビ跡ができてしまいます。
黄ニキビは絶対に潰さず、自然に膿が出てくるまで、我慢しましょう。
患部のまわりがシミになる場合も多いですが、ニキビ跡やシミになってしまっても、じかんをかけてケアをしていれば、ちゃんと元通りの肌に戻ります。

黄ニキビのケア方法

専門的な治療を
化膿した黄ニキビを沈静化させるには、膿を抑える外用薬や、抗生物質などの服用がよく効きます。普段つかっているニキビ治療薬では逆効果になることもあるので、やはり専門医に相談してみるのが安心です。
水溶性ビタミンC配合の美容液などは、刺激が強いため、化膿を悪化させてしまうこともあるので注意しましょう。
治ったあとのケアが重要☆
膿が出てとりあえず黄ニキビの症状が落ち着いても、安心はできません。
治りかけから治った直後のケアが、ニキビ跡の修復にとって一番大事なのです。
  1. 洗顔と保湿を念入りに
  2. ビタミン群(特にビタミンCとビタミンE)を補給
  3. ニキビ用の化粧水と美溶液でしっかりケア

一度ニキビが重症化してしまった場所は、またすぐニキビが再発しやすいので、症状が無くなったからといってケアをやめずに、ニキビ跡が薄くなるまで続けてみましょう。

ニキビのできる場所ごとの対処方法

ニキビは、できる場所によって原因と対処方法があります。

おでこ(額)
思春期のホルモンバランスの乱れが一番の原因。
さらに前髪の毛先やシャンプーの洗い残しが刺激になり、ニキビを引き起こす。
【対処方法】
皮脂分泌が盛んなTゾーンは特にしっかり洗顔し、すすぎ残しがないようにすることが重要!
角質をためないようにケアをしましょう!
過毛穴が多く、皮脂の分泌が、最も多い部分。
日常のほこりや紫外線や、油分の多いファンデーションなどにより、ターンオーバーのサイクルが崩れがちで
角質が厚くなり、毛穴が詰まりやすくなることが原因
【対処方法】
おでこと同様、しっかり洗顔し、すすぎのこしがないようにすることが重要!角質をためないようにケアをしましょう!
男性ホルモンの影響で、男の子に多いニキビ。
さらに、胃腸が荒れているときや、便秘や肝機能の低下、糖質のとりすぎが原因でニキビを引き起こす。
【対処方法】
食生活の見直し、糖質や脂質を控え、食物繊維を積極的に摂取してみましょう。
メイク道具や携帯電話が雑菌の温床になり、頬に触れている可能性もあるので身の回りのアイテムのお手入れも重要です。
他にも、下半身の冷え対策も有効な手段なので、試してみてください。
口まわり
胃腸トラブル、ビタミン不足、食べ過ぎが原因。
栄養バランスが崩れているとニキビができやすくなる。
【対処方法】
暴飲暴食はNG!腸内を整えるよう努めましょう。糖質や脂質を控え、食物繊維を積極的に摂って、食事は“腹八分目”程度に。
ビタミンB群を意識して摂りましょう。手で口のまわりを触ったり頬づけえをついたりしないよう注意することも有効です。
あご・首
生理前でホルモンの分泌が増え、肌の新陳代謝が崩れる。
他にも、メイクの洗い残し、寝不足、過剰なストレス、体の冷えも原因に!
【対処方法】
周期的に生理前に出やすい場合は、その期間は特に食事やスキンケアを気をつけましょう。
また、ストレスが溜まらないように発散法を見つけておきましょう。 他にも、シャンプーなどの洗い残しや頬づえ等の刺激に注意しましょう。
背中
Tゾーンと同様、皮脂線が多く、産毛が太いので皮脂腺が詰まりやすい部分。
乾燥の原因の一つ。就寝前は通気性が悪くなったり、シャンプーなどの洗い残しなどで、ニキビを引き起こす。
【対処方法】
シャンプーなどが残らないように、しっかり洗い流すように!
また、就寝時は汗をかくので寝具を清潔に保ちましょう!
化学繊維のものより天然繊維(特にシルク)のものを身につけるのがオススメです。
ニキビ跡を改善

ニキビ跡や慢性的にニキビに悩まされている方は、ターンオーバーを意識して、生活習慣から見直していきましょう。ターンオーバーとは、表皮の新陳代謝、生まれ変わりのことをいいます。睡眠不足が続き食生活が乱れると、肌荒れしやすくなりませんか?それは肌のターンオーバーの乱れが原因です。ターンオーバーによって肌が生まれ変わる周期は28日間です。この細胞の生まれ変わりの周期をスムーズにしていけば、ニキビ跡は改善されていきます。

  1. しっかり睡眠をとる
    睡眠時間をしっかり確保することによってキレイな肌が作られます。
    肌の修復や再生は、あなたが寝ている間に分泌される成長ホルモンによって行われています。
    特にゴールデンタイムと言われている22時~2時に眠っていることが大切です。
    難しい場合は、規則正しく就寝するようにして生活リズムを整えるだけでも十分、分泌が期待できます。
  2. タンパク質・ビタミン類を含む食事をする 肌のターンオーバーを促進する栄養は、特に「タンパク質」が重要です。
    タンパク質は、皮膚はもちろん、髪の毛、筋肉、臓器、その他身体のあらゆる部分を構成している成分です。
    また、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE)やミネラルを多く摂取しましょう。
     
    • タンパク質…肉、魚、卵、牛乳、納豆、豆腐、大豆製品など
    • ビタミン類…にんじん、かぼちゃ、海藻類、豚肉、ナッツ類、うなぎ、鉱水など
  3. 適度に運動をする
    適度に身体を動かすことも重要です。運動することで代謝がアップし、正しい周期でターンオーバーが行われるようになれば、不必要な角質はきちんと取り除かれ、老廃物やメラニンなどの排出もスムーズになります。また、ストレスが原因で肌荒れを起こしている人も多いので、適度に身体を動かすことで、ストレスの発散できます。
  4. 紫外線対策をする
    紫外線対策はしっかりすることが重要です。特に、炎症性色素沈着によるニキビ跡は日焼けし、消えにくくなってしまいます。陽が当たらないようにUVケアをしっかりしましょう。
シミ
Step:1 シミができる仕組み

シミとは、皮膚内で続けられるメラニンという色素が沈着したものです。
メラニンとは、体内部を紫外線から守る働きをします。
通常メラニン色素はターンオーバー(新陳代謝)の働きで、28日間で剥がれ落ちて元の肌色に戻りますが、そのターンオーバーが正常なサイクルを保てず、乱れてしまうと、肌細胞そのものの質が悪くなってしまいます。
シミと同時にシワ・乾燥、くすみなどの肌トラブルが起こりやすいのは、肌細胞そのものにまで紫外線などのダメージが影響しているためです。28日のサイクルよりも短い周期で作られた肌細胞は、弱く乾燥しやすく、さらにダメージを受けやすくなります。
逆に、剥がれ落ちるはずの肌が28日以上経ってしまうと、表面は硬くなり黒ずんでしまいます。

Step:2 シミができる原因
日焼けによるシミ
  1. 日焼けによるシミ
    多くのシミは、日光性黒子、老人性色素班と呼ばれる、紫外線が原因でできるものです。シミは紫外線を受けてメラニンが活性化し、色素沈着を起こしてできます。
    淡褐色から濃褐色の色素班で、顔以外にも手、背中、腕など露出部に多く目立ちます。
  2. 乾燥肌によるシミ
    肌が乾燥して潤いがなくなると、角質層が硬くなり、古い細胞が肌の表面にとどまりやすくなります。さらに角質が乱れることで、角質と角質の間に隙間ができて、肌の水分が蒸発して、肌の簡素が進むという悪循環になります。
    肌が乾燥してコラーゲンなどが不足すると、肌細胞の生成も停滞してしまうため、メラニン色素が肌に残りやすくなり、シミができる原因となってしまいます。
  3. ニキビによるシミ
    炎症が強く、ニキビが跡になって残ってしまったものを放置してしまうと、紫外線などの影響でシミができ、どんどん濃くなってしまいます。
    最初は、赤みを持ったシミができ、その後に色素沈着して黒ずんできます。
    ニキビが化膿してしまった場合は炎症が肌の部分にまで達するので、シミだけではなく肌が凹凸してしまうこともあります。
  4. 間違ったスキンケアによるシミ
    化粧水や乳液などを付けるとき、肌に浸透させようとして、こすったり、強くパッティングをする人がいますが、これは肌の刺激になってしまします。
    また、肌をこすって角質層などが傷つくと乾燥肌が進んで、メラニン色素が沈着しやすくなってしまいます。
    肌は、刺激を受ければ受けるほど、シミやニキビなどのトラブルに繋がります。
  5. 乱れた食生活によるシミ
    食生活の乱れによる、血行不良は新陳代謝を悪くし、ターンオーバーの周期を乱してしまい、色素沈着によるシミの原因となります。
    また、栄養バランスに偏りがあると、シミ対策に必要な栄養素が不足してしまいます。
  6. ストレスによるシミ
    強いストレスを受けることでホルモンバランスが崩れ、その結果、色素細胞の活動が活発になりシミを増やすと言われています。
    また、ストレスが溜まることで体内に身体を錆びさせる活性酸素の量も増えてしまうため、肌の老化を促進させシミができやすくなる環境を作ってしまいます。
  7. 睡眠不足によるシミ
    就寝中も代謝は行われており、睡眠不足が続くことで就寝中の代謝がおろそかになってしまいます。
    肌細胞の生成が停滞してターンオーバーが遅くなると、角質やメラニン色素が肌に残ったまま、剥がれにくくなるため色素が沈着してシミができやすくなります。
  8. タバコによるシミ
    タバコを吸うことで、5年、10年と徐々に肌トラブルが現れます。 シミの原因であるメラニンを抑えてくれるビタミンCは、タバコを吸うことでビタミンCが減っていき、メラニンが増えていくのです。
    また、タバコに含まれている「ニコチン」が新陳代謝を衰えさせて、メラニンを外に出すことができず、そのまま付着してシミを作ってしまします。
    また、ニコチンは肌を乾燥させたり、老化の原因になり、これがシミに繋がります。
    タバコは健康だけでなく、美容にも悪影響になるのです。
Step:3 シミを作らないための対策
紫外線対策
  1. 紫外線対策
    紫外線対策に最適なものは日焼け止めです。
    紫外線から肌をガードしてくれる成分が日焼け止めやコラーゲンの破壊を防いでくれます。朝起きて顔を洗うのと同じくらい、日焼け止めを塗ることを毎日習慣にしましょう。

    日焼け止めに書かれているSPFやPAって何を表しているの?

    SPF…皮膚がんや肌を赤くするUV-Bという紫外線をどれくらいの時間ハネ返せるかを表した数値のこと。

    PA…肌にシワやたるみを作るUV-Aという紫外線を防ぐ力のこと。

    …三段階で紫外線を防ぐ力を表示。

    例えば、「PA+++」とある日焼け止めはUV-Aを防ぐ力が一番強いことになります。
    ただ、これは数値が高ければ高いほどいいわけではありません。高いほどはだには負担がかかってしまっているのです。日常生活ならSPF値は15~20で十分です。

  2. 正しい洗顔と保湿をする
    顔を洗う時、強い洗浄成分の入った洗顔フォームでゴシゴシと力強く洗うのはやめましょう。
    洗顔はあくまでも、ぬるま湯でさらっと洗うことが基本です。
    顔の保湿に必要な皮脂を残しつつ洗顔をして、洗顔後十分に保湿します。
    シミがある箇所には化粧水を染み込ませたコットンを乗せるなどして保湿します。
  3. 良質な食生活を心がける
    シミ対策には、ビタミンCが豊富に含まれている食材がオススメです。
    ビタミンCにはシミを消す作用があります。
    主に果物や野菜やナッツ類に多く含まれています。
    特にアーモンドなどのナッツ類はポリフェノールが豊富に含まれています。
    ポリフェノールは、抗酸化作用があり、肌の老化をストップする力もあります。
    ビタミンCはこまめに摂取するようにしましょう。
  4. 質の高い睡眠と休息をとる
    ストレスが原因のシミをなくすためには、しっかりと睡眠をとり、身体を休めることがストレス解消になります。
    また、入浴やマッサージなど自分に合った方法で気持ちをリラックスさせましょう。
    忙しい毎日の中でも、ほっと一息気持ちを休める時間をとることが大切です。
毛穴
Step:1 毛穴の仕組み

私たちの体で最も毛穴が多いのが頭、続いて顔で、顔には約20万個の毛穴があると言われます。毛穴の奥には毛を作り出す毛根、皮脂を分泌する皮脂腺、汗を出すアポクリン汗腺があります。毛穴は皮膚の表面を乾燥や化学物質の刺激から守るとともに、汗や皮脂と一緒に不要な老廃物を排出して、代謝を活発に行っています。

Step:2 毛穴トラブルの種類
毛穴トラブルの種類
あぶら毛穴
T、Uゾーンに多い皮脂の分泌が過剰になった毛穴
たるみ毛穴
頬に多く縦に開き、くぼんだクレーターのような毛穴
帯状毛穴
頬の下部に多い、毛穴と毛穴が小ジワでつながった状態の毛穴
黒ずみ毛穴
鼻に多い皮脂と汚れが詰まった毛穴
ニキビ毛穴
雑菌のよって炎症、肌荒れをおこしている毛穴
Step:3 シミを作らないための対策

あぶら毛穴

  • 多すぎる皮脂によるあぶら毛穴
    余分な皮脂が毛穴から分泌しすぎてしまい、肌表面全体がベタついて、テカったりオイリーな状態で化粧ノリも悪いならば、あぶら毛穴のケアをしましょう
  • 当てはまる人は注意
    • 一日に何度も洗顔する。
    • 皮脂やテカりが気になって油取り紙などたくさん使う。
    • 洗顔後の保湿をしっかり行わない。
    • 脂っこい食事、インスタント食品、加工食品をよく食べる。
  • 対策
    一日に何度も洗顔したり、油取り紙で皮脂を取っている人は皮脂を保湿して雑菌から守ってくれる皮脂を落としてしまうので、毛穴が自分自身を守るために、毛穴がどんどんあぶらっぽくなるといる悪循環を作り出しているかもしれません。
    • 日常のスキンケア
      朝の洗顔は軽めに澄ませて、皮脂や汗や汚れが気にならないのなら石けんを使わずに水やぬるま湯で洗うだけでも十分です。
      夜は化粧をクレンジングで落としてから、皮脂が気になるときはアルカリ性の石けんを皮膚に馴染ませるように優しく洗顔し、皮脂が気にならなくなったら、刺激の少ない弱酸性の洗顔剤を使いましょう。乾燥した状態を放置すると肌自身が乾燥を察知して、肌を守るために皮脂の分泌を促進してしまいます。洗顔後は速やかに保湿化粧水や美容液を塗って、乾燥から守ってあげましょう。
    • お化粧直しの際の見直し
      油取り紙は乱用せず、ティッシュで軽く皮脂を取り、テカりが気になる部分はお粉をはたいて抑えましょう
    • バランスの良い食事
      脂っこい食事や加工食品、インスタント食品が多いと、不要な脂肪や有害物質を排出しようと毛穴に負担がかかります。食事もバランスよく体にいい素材のものを選びましょう。
    • ピーリング
      余分な皮脂の分泌が鯨飲で汚れが沈着してターンオーバーが遅れ気味。さらに肌表面が固くあらついている人は、ピーリングがオススメ。

たるみ毛穴

  • コラーゲン不足による肌のたるみが原因によるたるみ毛穴
    最初は小さな毛穴も、皮脂が溜まってそれがどんどん大きな固まりになると、毛穴を押し広げて大きく目立たせてしまいます。さらに、肌の土台になるコラーゲン繊維などが老化によってたるんでゆるくなると、肌がたるみ始めて、それと一緒に毛穴も縦に広がってますます大きく目立ちます。
  • 当てはまる人は注意
    • 毛穴が縦長の楕円形に広がり始める
    • 顔全体のたるみが気になる
    • 肌のハリや弾力がない
  • 対策
    • コラーゲン摂取
      たるみ毛穴をケアするには、まず肌の土台のコラーゲン線維を元気にすることです。鳥の手羽先や魚の煮こごりなど、コラーゲンをたっぷり含む食品、コラーゲンの生成を促すビタミンCを含む野菜や果物などを摂り、コラーゲン入りのドリンクなども補助的に利用しましょう。
    • ビタミン摂取
      ビタミンC、B、E、カロチンなどを食生活で取り入れるようにします。特にビタミンCはコラーゲンを作り出す上で必ず必要なものですから、毎日取ることを忘れないでください。
    • 肌にたっぷりのうるおいを
      水分不足もたるみの原因になるので、保湿化粧品や美溶液、シートマスクなどでうるおいを外側からも補充。美容液などを塗るときに、肌を下から上にゆっくり優しく引き上げるようなマッサージを行うのもオススメ。
    • 紫外線から肌を守る
      紫外線を浴びることでコラーゲンは破壊されます。今あるコラーゲンを大切にしてあげることが数年後のお肌の状態を左右します。日焼け止めやクリーム、日傘はたるみ毛穴の解消に必須と思ってください。
    • フェイササイズ
      口角を上げると、口を左右に動かす、目を大きく動かすなどのフェイササイズも毎日少しでもいいので続けると、顔の筋肉の衰えを予防でき、たるみ予防になります。

帯状毛穴

  • 毛穴同士が連結することが原因による帯状毛穴
    たるみ毛穴が小ジワと一緒に2つ、3つとつながってしまった状態が帯状毛穴です。
    肌の老化とともに目立つようになり、大きな太いほうれい線などのシワの原因になります。
  • 当てはまる人は注意
    • 毛穴が縦長の楕円形になって目立ち始めた
    • 小ジワが気になりだした
    • 肌が乾燥することが多い
    • 顔全体のたるみが気になる
  • 対策
    • 保湿
      洗顔後はしっかりと保湿して、乾燥による小ジワをブロックしましょう。
      アミノ酸は保湿力が高く、肌のバリア機能を高めてくれます。
    • フェイササイズ
      口角を上げると、口を左右に動かす、目を大きく動かすなどのフェイササイズも毎日少しでもいいので続けると、顔の筋肉の衰えを予防でき、たるみ予防になります。

黒ずみ毛穴

  • 汚れ、冷え、乾燥が原因による黒ずみ毛穴
    鼻に多い黒く目立つ毛穴。
    毛穴の中には角栓と呼ばれる皮脂と汚れの固まりが詰まって、毛穴を押し広げています。
  • 当てはまる人は注意
    • 化粧汚れをしっかり落とさない
    • 汗をかかず冷え性で代謝が悪い
    • 毛穴の汚れつまりを除去したあとスキンケアをしない
    • 肌が乾燥している
  • 対策
    • 肌は清潔に
      黒ずみ毛穴の中は、固まった皮脂と雑菌でいっぱい。
      いつニキビや肌荒れを起こしてもおかしくない状態です。
      化粧汚れや洗顔剤などをしっかりと落とさず肌に残したままでいると、それが皮脂に詰まってしまいます。
    • 肌を温め毛穴ケア
      毎日、化粧汚れを落とすクレンジングをしっかり行ない、週に一度は入浴やイオンスチーマーなどで肌を温めて柔らかくして、毛穴の汚れを落としましょう。
      運動やお風呂で汗をかくのも、毛穴の汚れを汗と一緒に落として老廃物を排出させるのに役立ちます。逆に肌が冷えた状態でいると、毛穴が閉じてしまい汚れが排出されにくいので、蒸しタオルで肌を温めたりしましょう。
    • 角栓の押し出しはNG
      自分でできる毛穴の角栓を除去するシートなどで、指で押し出す方法もありますが、角栓を無理に押し出す方法はオススメできません。
      どうしても気になって押し出してしまった時は、空洞になった毛穴に雑菌や汚れが侵入しないように、消毒をしてから美容液をたっぷり染み込ませましょう。

ニキビ毛穴(クレーター毛穴)

  • 間違ったニキビケアが原因によるニキビ毛穴
    ニキビによる炎症や、無理に毛穴の皮脂や角栓を押し出そうとして皮膚を気づ付けたことが原因で、毛穴部分にニキビ跡が残ってしまった状態です。
  • 当てはまる人は注意
    • 以前からニキビがよくできる
    • 最近ニキビの跡が目立つようになった
    • ニキビを自分でつぶしてしまう
  • 対策
    クレーター状になってしまった肌の改善には、根気強くケアを続けるしかありません。
    頑張りすぎると、途中で疲れてしまいます。
    全く気にしないというのは難しいかもしれませんが、あまり気負わずに続けていくことが何よりも大切です。
    • 毛穴をいじらない
      大前提ですが、毛穴改善のためには、これ以上毛穴を開かせないようにすることが重要です。
      毛穴パックや角栓の押し出しなどはやめて、なるべく毛穴をいじらないように。
      毛穴汚れは泡洗顔で浮かせましょう。洗顔後の保湿もしっかりと。
    • 角質を除去
      クリニックのクレータ治療でよく聞くケミカルピーリング。
      これはフルーツ酸などで皮膚表面を溶かして、古い角質層を取り除くことで、お肌のターンオーバーを促すもので、軽度のクレーターには効果的な方法です。
    • ビタミンC誘導体背後の化粧品
      ビタミンC誘導体はニキビの炎症を抑えたり、毛穴の黒ずみを抑えたりするのに効果的です。
      また、コラーゲンの産生を促す効果も持っているため、お肌にハリが生まれやすくなります。
      よりお肌に浸透しやすいビタミンC誘導体が配合されている化粧品を選びましょう。
    • バランスの良い食生活と睡眠
      肌をキレイにするには、身体の内側からの働きかけも重要。
      過剰なダイエットやジャンクフードばかりでは、肌へも栄養が届きません。
      サプリメントで栄養を補うのではなく、なるべく食事から取り入れていきましょう。
  • また、肌の修復は睡眠中に行われます。
    睡眠前は食事を控る、お風呂で身体を温めるなどして、質の良い睡眠をとってください。
乾燥肌
Step:1 乾燥肌になる原因

お肌が乾燥するとお肌の表面にある角質層がめくれてしまいます。
そうなると皮膚の水分と油分のバランスが崩れ、バリア機能の低下から水分と油分が蒸発してカサカサお肌の原因に。
一番に乾燥が原因ですが、気温と湿度によって起こる乾燥の他にも、知らずに乾燥を引き起こしている場合があります。

間違ったスキンケア

間違ったスキンケア

スキンケアが間違っていると、自ら肌の保湿能力を弱め、乾燥肌に陥ってしまいます。

  1. こすりすぎ
    特に乾燥肌の最大の原因になるのが「こすりすぎ」。もちろん、ゴシゴシ洗いや毛穴パック、スクラブ洗顔などはもっての他ですが、一生懸命スキンケアをしようとすると、ついつい力が入ってしまい、知らない間に角質層を傷つけてしまう場合があります。
  2. クレンジング、洗顔の回数が多すぎる
    クレンジングや洗顔をすると、お肌の汚れや余分な皮脂だけでなく、多かれ少なかれ、皮脂膜や角質層のセラミドなどの細胞間脂質、NMF(天然保湿因子)も洗い流してしまいます。肌には回復力があるので、よっぽど洗いすぎてなければ、寝ている間にバリア機能が回復しますが、朝に再度しっかり洗顔してしまうと、お肌はせっかく回復したバリア機能を再び失うことになります。そのような無防備な状態で乾燥した空気や紫外線、化粧品の添加物などにさらされることは、当然ながらお肌にとってはおおきな負担となります。
  3. 洗浄力が強いクレンジングや洗顔剤を不必要な場所にも使用している洗浄効果の強いクレンジング剤や洗顔剤であればあるほど、当然ながら、皮脂膜や細胞間脂質、天然保湿成分などを洗い流す作用が強くなります。
     

    以下のようなクレンジングや洗顔剤は大量の合成界面活性剤が含まれており、皮脂膜や角質層に大きな負担を与えます。

    • 汚れやメイクとすぐなじみ、濃いメイクが簡単に洗い流せるクレンジングや洗顔剤
    • 軽く拭くだけで簡単に汚れが落ちるクレンジング剤
    • 毛穴汚れや角栓が落ちるクレンジングや洗顔剤
    • 濡れた手でも使えるクレンジング剤

偏った食生活

偏った食生活

極端なダイエットや偏食、ファストフードの多用、欧米型食生活の浸透などにより、10代でもお肌の乾燥に悩む人が増えています。
飲酒や喫煙なども乾燥肌の原因となっている可能性があります。

  1. タンパク質の不足
    タンパク質が不足すると、角質細胞の生まれ変わりが正常に行われず、ターンオーバーが遅れがちになります。ターンオーバーが乱れると、お肌の水分保持能力のほどんどを担う。
    「NMF:天然保湿因子」「細胞間脂質」の生成が減少します。
    NMF:天然保湿因子…水分を吸着して角質層に保持し、お肌の柔軟性と弾力性を保つ。
    細胞間脂質…角質層細胞同士の隙間を埋め、外部からの刺激の侵入や、体内の水分の
    体内の水分の過剰な蒸散を防ぐ役割
  2. 必須脂肪酸の不足
    必須脂肪酸は、皮膚に限らず、私たちの細胞の「細胞膜」の主な材料です。
    必須脂肪酸が不足すると、細胞の生まれ変わりが正常に行われず、当然ターンオーバーが乱れます。タンパク質同様、ターンオーバーが乱れると、お肌の水分保持能力のほどんどを担う「NMF:天然保湿因子」「細胞間脂質」の生成が減少します。
  3. 亜鉛の不足
    亜鉛は私たちの身体に大変重要なミネラルで、お肌や髪の毛、爪などの健康を維持するのに欠かせません。
    以下に心当たりのある方は、亜鉛不足になっている可能性があります。
     
    • 単品ダイエットなど、極端なダイエットをしている
    • お酒をよく飲む
    • 加工食品をよく食べる
    • 玄米など未精製の穀物をよく食べる
    • ベジタリアン
  4. ビタミン類の不足

間違った生活習慣

間違った生活習慣

睡眠不足、エアコン、ストレス、入浴など、日常生活には、角質層の保湿機能を低下させる要因がたくさん潜んでいます。

  1. 睡眠不足
    睡眠不足のよってターンオーバーが乱れると、角質層内のセラミドなどの水分を保持する役割を担っている成分の生成量を減らしてしまうことになります。
  2. 乾燥した空気
    肌が健全なら乾燥した環境下でも肌の乾燥がそれほど進むことはありませんが、角質層の水分保持力が弱まっている状態で乾燥した空気にさらされると、角質層は水分を失い、はがれやすくなってしまいます。
  3. 間違った入浴方法
    • 熱めのお湯で入浴する、長時間入浴する
      皮脂のうるおいを保っているセラミドなどの細胞間脂質やNMF(天然保湿因子)は、42℃以上の高温のお湯に浸かると、簡単に流出してしまいます。
    • ゴシゴシ洗う
      バリア機能を果たしている角質層は、ラップ1枚程度、約0.02㎜の暑さしかありません。よって、ゴシゴシ洗ったり、ましてやナイロンタオルなどの刺激の強いものでこすったりしてしまうと、物理的刺激で角質層がはがれてしまいます。
  4. 肌触りの悪い衣服や寝具
    • 冬に着る、目の粗いウールのセーターなどは、お肌に摩擦が生じやすく、角質層を傷つける可能性があります。
    • 枕カバーやタオルケットなそも、寝ている間に知らずに摩擦が生じ、角質層が傷つている可能性があります。
Step:2 乾燥肌の予防と対策

肌が乾燥すると肌の表面にある角質層がめくれてしまいます。
そうなると皮膚の水分と油分のバランスが崩れ、バリア機能の低下から水分と油分が蒸発してカサカサお肌の原因に。
一番に乾燥が原因ですが、気温と湿度によって起こる乾燥の他にも、知らずに乾燥を引き起こしている場合があります。

スキンケアの見直し

基本はこすらなら、洗いすぎない!!!

  • クレンジング
    第一に、「こすらないでメイクを落とすこと」がとても重要です。
    • クレンジング剤を使い分ける
      メイクが濃い部分に合わせて選んだクレンジング剤でお顔全体をクレンジングするのは、お肌にとっても負担。
      その部分のメイクを落とすのに必要最低限な洗浄力のものを、パーツごとに使い分けましょう。
    • 乾燥がひどい場合はクレンジング剤は使わない
      よほど落ちにくいものでなければ、ファンデーションなどのベースメイクは、石鹸だけで十分落ちます。
      最近はお湯で落とせるマスカラが増えていますが、落とすときの負担が軽い商品を選べば、強いクレンジングが必要な場面はそれほど多くないはずです。
  • 洗顔
     
    • 乾燥がひどい場合、洗顔は基本的に夜のみに
      クレンジングや洗顔によって失われたバリア機能は、約24時間かけて修復されます。特に、寝ている間が最も修復が進むと言われています。
      朝に洗顔剤や石鹸を使ってしっかり洗顔してしまうと、せっかく回復したバリア機能が再度洗い流されてしまい、無防備なお肌で日中を過ごすことになり、より乾燥が進んでしまいます。
      お肌が乾燥気味で皮脂の分泌が少ない方は、朝は水またはぬるま湯ですすぐ程度にしましょう。
    • 皮脂が多い人は「朝用」の洗顔方法を考える
      夜だけ洗顔を行う方法のメリットは、当然ながらお肌の水分保持力が高まった状態をキープできることですが、皮脂が比較的多い人にとっては、「酸化した皮膚を取り除けない」という点がデメリットになります。
      乾燥がそれほどひどくなく、皮脂の分泌が多い方や毛穴が気になる方は、朝は洗浄力が弱い洗顔剤や石鹸を使い、Tゾーンなど皮脂が多い部分のみ軽く洗顔をすると、水分保持力の低下を最小限に抑えつつ、酸化した皮脂を落とすことができます。
    • とにかく優しく、こすらないこと
      角質層に物理的なダメージを与える「摩擦」は乾燥肌の最大の原因です。
      お肌の摩擦が起きやすい洗顔時には、次のように気を付けましょう。
       
      • 石鹸や洗顔剤はよく泡立て、なるべく指がお肌に触れないように洗う
      • Tゾーンから洗い始め、乾燥しがちな頬や目元は最後に泡を乗せる程度に
      • なるべく短時間で終わらせる
  • 保湿
     
    • 「水分たっぷり補う」のは逆効果?
      細胞間脂肪や天然保湿成分を補う作用や、生成力を高める作用のある成分が十分に入っていない化粧水で長時間パックをすると、肌がふやけて角質層の保湿成分が流出し、逆効果になってしまうことがあります。
    • 「油分でしっかりフタ」も逆効果?
      肌になじみやすいオイルを過度に肌に塗ると、セラミドを主成分とした細胞間脂質のバランスが崩れ、バリア機能が損なわれてしまうことがあります。
    • 「乾燥肌だからフルラインナップで化粧品を使う」は肌トラブルお原因に?
      乾燥肌はバリア機能が弱った状態で、異物が肌に入り込みやすくなっています。
      たくさんの化粧品を使用することは、それだけ化学物質などを肌につける回数や量が増えるということになるため、場合によってはアレルギーや炎症を引き起こし、色素沈着(シミ)の原因になります。
      肌が乾燥しているときは、なるべく使用する基礎化粧品の種類を少なくし、シンプルなケアをする方が安心です。

食生活の見直し

  • タンパク質の摂取
    タンパク質の不足はお肌のターンオーバーを乱します。
    以下のような点に注意し、3色きちんと食べ、タンパク質を十分に摂取しましょう!
    • 【朝食】
      忙しい朝は手軽に食べれる炭水化物メインの食事になりがち。
      たまご料理や納豆などの大豆料理、ウインナーやベーコンなどの肉類、焼き魚などタンパク質が豊富なメニューが理想的です。
    • 【ランチ】
      パスタやうどんなど、炭水化物が主役のメニューを選びがちなランチ。
      こういった料理ではタンパク質が不足します。
      肉や魚料理をメインとした、定食スタイルのメニューを選ぶようにしましょう。
    • 【夕食】
      お肌をはじめ、全身の細胞は、夜寝ている間に合成や回復をします。
      そのため、夕食に良質のタンパク質とその仕事を助けてくれるビタミン類をたっぷり摂ることはとても重要。
      ダイエット中でも、夕食を抜いたり、野菜のみを食べる、といったことはせず、きちんとタンパク質を摂りましょう。
      ただし、寝る直前に食事を摂り、血糖値が上がっていると、寝ている間にお肌を回復させる成長ホルモンの分泌が低下してしまいます。
      夕食は、遅くても就寝2時間前までには済ますようにしてください。
  • 必須脂肪酸(オメガ3系脂肪酸・オメガ6系脂肪酸)の摂取
    魚介類に多く含まれる必須脂肪酸は健康なお肌や身体をキープするために必須の栄養素。不足すると、お肌だけでなく全身に悪影響を及ぼします。
    • 現代人は必須脂肪酸の中でも『オメガ3系脂肪酸』が特に不足しています。
      • オメガ3脂肪酸
        サーモン、サバ、イワシなどの魚介類に多く含む。
      • オメガ6脂肪酸
        コーン油、大豆油、ゴマ油、紅花油などに多く含む。オメガ6に関しては、揚げ物料理やマーガリン、ドレッシング、スナック菓子などによって多く摂取している。
    • オメガ6とオメガ3の比率はほぼ3:1が理想的!
      ファーストフードや揚げ物、スナック菓子などを控え、伝統的な和食、特に魚料理を食べるように意識するだけで、オメガ3系脂肪酸の不足はかなり解消できると考えられます。
      ただし、寝る直前に食事を摂り、血糖値が上がっていると、寝ている間にお肌を回復させる成長ホルモンの分泌が低下してしまします
  • ミネラル『亜鉛』の摂取
    • 亜鉛は私たちの身体に大変重要なミネラルで、お肌や髪の毛、爪などの健康を維持するのに欠かせません。
      亜鉛が不足すると、皮膚炎や湿疹、皮膚の傷が治りにくくなるなどの他、脱毛の原因になります。
    • 亜鉛は、牡蠣やレバー、牛肉、たまご、チーズなどに多く含まれています。
      お肌と身体のために積極的に摂取するようにしましょう!!
  • ビタミン類の摂取
    • ビタミンA…皮膚や粘膜を聖女に保ちます。
      ※レバー、ウナギ、緑黄色野菜、卵黄、バターなどに多く含む。
    • ビタミンB群…お肌のターンオーバーを正常に保ちます。
       
      • 心当たりがある方はは、ビタミンB群不足かも・・・?
        • ストレス
        • アルコール
        • 妊娠
        • 授乳
        • 加齢
        • 炭水化物や甘いものの過食
        • 激しい運動など
      • ビタミンB群は、あらゆる動物・煮物などは、煮汁も一緒に食べる日本人が普通に食生活を営んでいれば、特に摂取量が不足することはないとも言われています。
    • ビタミンE…お肌の血行を促進し、新陳代謝を活発にします。
      • アーモンド、くるみ、ナッツ類、いくら、ウナギ、イワシなどの魚介類、アボカドなどに多く含む。
    • ビタミンC…コラーゲンの生成を促進したり、体内の活性酵素を除去したり、
      • 酸化した細胞内のビタミンEを元に戻す作用があります。
      • ビタミンEと一緒に摂取するとことで相乗効果があります。
        ※キウイフルーツ、イチゴなどの果物、パプリカ、パセリ、芽キャベツ、ブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含む。
      • ビタミンCを効率よく摂取する方法
        • 生で食べれるフルーツや野菜は、なるべく生で食べる。
        • 生で食べるフルーツや野菜は食べる直前にカットする。
        • 調理する場合は、加熱はなるべく短時間にする。
        • 煮物などは、煮汁も一緒に食べる。

生活習慣の見直し

  • 睡眠
    近年の研究では、成長ホルモンは決まった時間にでるのではなく、「就寝後、最初のノンレム睡眠90分と、レム睡眠90分の合計180分間(3時間)」の間に多く分泌されることが判明しました。
    大切なのは、「寝始めてから3時間をいかに深く寝るか」なのです。
     
    就寝後3時間を有効利用する方法
    就寝する頃には血糖値が下がっている状態にする。
    • 就寝前2時間、どんなに悪くても1時間は食べ物を口にしない。
    • 寝る2時間以内に食べ物を口にしたら、軽く運動をするなどし、血糖値を下げる。
    寝る1時間ほど前に身体を温め、眠る頃に体温が下がるようにする。
    • 寝る1時間前に入浴をするなどして身体を温め、寝る前には体温が戻っているようにする。
    寝る前の1時間は脳を覚醒させるようなことはしない。
  • 入浴
     
    • ぬるま湯に短時間での入浴を心がける
      お風呂やシャワー38~39℃くらいの温度に設定し、お風呂に浸かるのは20分程度に抑えましょう。
    • 洗い方にも注意が必要。
      • 手足や腰、お腹周りなど、皮脂の少ない部分はボディーソープや石鹸を使って洗  う回数を減らす。(2~3日に1回)
      • 毎日洗いたい場合は、洗浄力がマイルドなアミノ酸系の界面活性剤を使ったものを使う。
      • タオルでゴシゴシこすらず、よく泡立てた洗浄剤を手のひらで伸ばすようにして洗う。
    • お風呂上りはすぐに保湿
      入浴後はすぐに保湿して、お肌が乾燥しないように注意しましょう!!
  • 衣類や寝具
    ウールなどの刺激の強い繊維の衣服を着用する場合は、コットンの肌着を着て直接肌に触れないようにしましょう。
    また、枕カバーやタオルケット、掛布団カバーはお顔や首まわりの皮膚に触れます。寝ている間にこすれたり、刺激を感じて掻いてしまうといったことがないよう、肌触りのよいものを選びましょう。
  • 空気の乾燥・暖房機の熱
    乾燥肌の場合、水分を保持する力が弱いため、空気の乾燥は大きなダメージとなります。
    • スキンケアでしっかりお肌を乾燥から守る
    • お部屋の広さに合った加湿器を使い、湿度を保つ
    • エアコンの設定温度を高くしすぎない
    • こたつや電気毛布はなるべく使わない
    暖房器具ですが、お肌に熱を加えると、乾燥させるだけではなく、熱の刺激によってかゆみを生じ、掻くことで余計角質層を痛めることがあります。
日焼け
Step:1 日焼けによるダメージ
日焼けによるダメージ

>肌トラブルというと何を思い浮かべますか?

シミ・シワ・毛穴の黒ずみ・たるみ、くすみなどが挙げ出したらキリがありません。
しかしそんな肌トラブルの元がすべて日焼けに有るということはご存知でしょうか?

毎日の外出で積み重なった日焼けが加齢とともにどんどんお肌に現れるようになってきます。
たかが日焼けと悔っているとお肌は乾燥していく一方かもしれません。

UVAはシワ・たるみの原因

UVAは非常に量が多くガラスも通過し、日々の 暮らしの中で知らず知らずに浴びてしまう生活 紫線。UVAは波長が長いため、皮膚の奥、真皮 にまで届きお肌にハリをもたすコラーゲンやエ ラスチンなどをじわじわ破壊します。UVAはシ ミ、くすみだけでなく、シワやたるみを引き起 こし、老化の大きな原因になっています。

UVBはシミ・くすみの原因

皮膚の表面を黒くするのはUVBによる影響で、レジャー紫外線とよばれ、シミ、ソバカス、くすみを引き起こし、皮膚ガンの原因になることがあります。

Step:2 日焼け対策
日焼け対策

日焼け止め

  1. SPFとPAって?
    • SPF→UVB波を遮る効果の度合
      SPF1…約15~20分日焼けを防ぐ目安
    • PA→UVA波を遮る効果の度合
      +、++、+++…+の数が多いほど効果は高まる
  2. 日常生活の範囲ならSPF15~30、PA++程度がオススメ
    • この程度だと、メイク落としでなくても純石けんなどで落ち、お肌の負担を軽くすることができます。『SPF』の数値が高いほど、肌への負担は大きくなります。
    • もちろん、汗などで流れたりするので、」2~3時間おきに塗り直すことが必要です。
  3. 日焼け止めをつける時間
    • 紫外線は、ほんのわずかな時間でも、確実にお肌に届き蓄積され、5.年後、10年後の肌状態に大きく影響します。ちょっとした外出や洗濯物を干したりする際も、日焼けからお肌を守ることが必要です。
  4. ファンデーションでUVカットUP
    • ファンデーションを重ねるとその分UVカット効果が上がります。ファンデーションはパウダータイプを使用すると紫外線を散乱してくれるので、さらに効果的です。

その他対策…

  • 有効な日焼け対策
    • 帽子・日傘・サングラス。
    • 長袖シャツを着てお肌の露出を防ぐ。
    • なるべく日陰にいる。
    • 紫外線が強い時間帯(10時から15時)の外出を避ける。
    • 窓際を避ける。
  • 生理前は特に念入りなケアを
    女性は生理の前には便秘や肌荒れなどの症状が見られますが、生理前独特の症状がある時は特に日焼け止めには気を付けましょう。生理前には黄体ホルモンの働きでお肌が日焼けしやすく紫外線を吸収しやすくなっているのです。
    ですので、生理前は念入りにこまめに日焼け止め対策が必要になります。
Step:3 アフターケア

どんなに日焼け止めを塗り日焼けに気をつけていても知らないうちに焼けてしまっていたことありませんか?
そんな時は家に帰ったらまずケアをしてお肌を労わりましょう!!

  • 冷やす
    特にお肌が赤くなったりしてヒリヒリ感を感じる時などはまず氷などでお肌を冷却します。
    そうすることでヒリヒリも弱まりだんだんと刺激を感じなくなってきます。
  • 刺激は避ける
    日焼けしてしまったお肌には化粧水やパックなどのちょっとした刺激も敏感に感じてしまいます。
    普段は化粧品でかぶれたりしないという方でも日焼けした時などはお肌がデリケートになってい るので注意が必要です。
  • 水分補給する
    日焼けのお肌というものはお肌の細胞がひどくダメージを受けている状態でお肌に蓋をして水分を閉じ込めるということができません。
    なのでどうしてもお肌が乾燥してしまいその後の肌トラブルの原因となってしまいます。
    できるだけ低刺激の化粧水などで優しく水分を補給しましょう。
    その後の保湿もわすれないようにします。

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インナーケアの大切さってご存知ですか?
どんなにお手入れだけを頑張ってもダメ。
キレイなお肌を作るのはインナーケア!!そのサポートをするのがスキンケア!
5年後10年後会いたい自分に会うために、内側からキレイを目指しましょう。

Step:1 インナーケアって?

インナーケアとは肌の表面だけでなく、体の内側からケアする美容法のことです。
肌の健康状態は体の健康状態によって左右されます。
「頑張ってスキンケアしているのに思うような効果が得られない…」という方は、インナーケアが足りないのかもしれません。
インナーケアが十分でないと、肌の新陳代謝が正常に行われず、さまざまな肌トラブルが起きてしまいます。

Step.2 内側から肌をキレイにするコツ!
内側から肌をキレイにするコツ!

毎日の食事のときにちょっと気を配るだけでお肌の状態が劇的に改善できる可能性があります。 「 お肌の美しさは7割が内側の問題」と言います。
基本的に、バランスの良い食事を摂ることが大前提です。
バランスよく摂るためには、炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルを揃えることが大事です。

お肌にいい栄養素

美白化粧品や美肌のためのグッズなどがあふれていますが、美白・美肌対策は、なんといっても体内から補うことが重要です。

ビタミンC
【含まれる食べ物】レモン・パプリカ・ホウレンソウ・イチゴ・ブロッコリーなど
ビタミンCには、皮膚のコラーゲン生成を助ける働きがあり、美肌には欠かせません。
他にも、活性酸素による弊害から体を守ったり、抗ストレスの作用でストレスへの抵抗力を強めたり、女性が失いがちな鉄分の吸収を促すなど、非常に優秀な栄養素です。
水溶性のため、ビタミンCが含まれている食べ物を洗ったり茹ですぎたりしてしまうことで、栄養素が流出してしまいます。そのため、「洗いすぎ・茹ですぎ・水にさらしすぎ」この3つには十分に注意がひつようです。
また、1日の摂取目安は100mg。中くらいの大きさのイチゴを10粒ほど食べると、およそ100mg相当です。
ビタミンE
【含まれる食べ物】キウイ・アボカド・カボチャ・アーモンド・えごま油など
ビタミンEは、ビタミンCとは打ってかわり、水ではなく油に溶ける脂溶性ビタミンのひとつです。なかでも強力な作用をもつといわれているのが「α-トコフェロール」という成分。抗酸化作用に優れているため、肌にとってはもちろんのこと、体にとっても重要な栄養素になります。
そのため、体内の酸化や老化予防、生活習慣病対策に用いられることも。ビタミンEは、単体で摂るよりも他のビタミン類とあわせて摂るとより効果的です。
例えば、ビタミンCやビタミンA。野菜を良質な植物油で炒めて食べると、より効率よく摂取することができます。
ビタミンA
【含まれる食べ物】バター・チーズ・レバー肉・卵・うなぎなど
目に作用するイメージが強いビタミンAですが、実は美肌にも欠かせない栄養素のひとつです。
ビタミンE同様、油に溶ける脂溶性ビタミンのひとつで、肌の健康維持はもちろんのこと、のどや鼻などのデリケートな粘膜を細菌から守る働きもしてくれます。
ビタミンAが欠乏すると、肌が乾燥しやすくなる他、角質化しやすくなってしまいます。
特に緑黄色野菜はビタミンAを有用に摂ることが可能です。生で食べるよりも、温野菜など加熱をして摂ると吸収されやすくなってよいでしょう。
酵素
【含まれる食べ物】麹・味噌・醤油・納豆・キムチなど
酵素は、人間の体内のすべての働きを担うといっても過言ではなく、生命維持にとって必要不可欠なものです。体内で作られる「体内酵素」と、食物やその他補助食品でとりいれる「食物酵素」と分かれており、現在わかっているだけでも約3000種類もの酵素があるといわれています。
酵素は摂った食物の栄養を強化するなどの補助的役割もあることから、健康はもとより、美肌にも有用であると注目されています。ダイエットや美容・健康など、幅広いシーンで引っ張りだこです。
お肌にいい食べ物
鮭には、エイジング肌を促す活性酸素の除去に役立つ成分「アスタキサンチン」が多く含まれています。
また、メラニン生成を抑える働きもあると言われているため、美白効果も期待できるでしょう。
ただし、焼きすぎるとアスタキサンチンが流出しやすくなるため注意が必要。皮までまるごと食べて美白・美肌成分を余すことなくとりいれましょう。
「白鮭」と呼ばれる日本の秋鮭よりも「紅鮭」の方がアスタキサンチンの含有量は多いです。
トマト
トマトに多く含まれるリコピンは、強い抗酸化作用で有名です。活性酸素除去に役立つ他、メラニン色素生成にも歯止めをかけると言われています。肌のためには、継続的に摂取するのが効果的です。
また、生で食べるよりも、良質な油を使って加熱調理することで、より効果的にリコピンを摂取することができます。
はちみつ
はちみつのもつ強い殺菌作用と抗炎症作用が肌荒れや腫れなどの炎症を鎮めてくれます。
1日大さじ1なめるだけでも効果的!!お湯に溶かして飲めば、喉のうるおいにも効果的です。
鶏肉
良質なタンパク質である鶏肉のビタミンAは皮膚や粘膜を丈夫にしてくれます。
手羽先ならコラーゲンも豊富!!
ナッツ
ナッツ類はビタミンE、鉄分が豊富。
鉄分豊富でオメガ3も含む「くるみ」やビタミンEが多い「アーモンド」がオススメ!ただしナッツ類はカロリーが高いので、食べ過ぎには注意が必要です。
毎日、片手に軽く一杯(40g)食べるのが理想。
塩分で味付けされているナッツより、無塩のものを選ぶと良いでしょう。
ヨーグルト
腸内環境が乱れてれば「肌荒れ」「ニキビ」「吹き出物」などの原因に!
腸内環境を整える食べ物としてはヨーグルトは有名ですね。
毎日50g~100g食べるのが理想です。
お肌にいい飲み物
ローズヒップティー
透き通る赤みがキレイなローズヒップティー。
まさに女性のための飲み物といっても過言ではなく、さまざまな美容効果が期待できます。ビタミン類の豊富さが強みであり、ビタミンCをはじめ、ビタミンCの働きを持続させるビタミンEやPも含まれており、より効率よくビタミン類を摂取することができると言われています。
ハト麦茶
ハトムギ茶の原料となるハト麦は、肌に必要不可欠なアミノ酸をバランス良く含んでいます。また、利尿作用が高く体の中の毒素を排出しやすくなると言われているので、美肌にも効果的です。
ルイボスティー
南アフリカで採れるルイボスの葉を発酵させたお茶です。
シミやシワといった老化現象の原因となる活性酵素を除去する働きを持つSOD酵素が豊富に含まれており、高い抗酸化作用が期待できます。ビタミン・ミネラルも多く含まれ、美肌に良いお茶として近年人気が高まっています。
白湯
内臓が温まると全身の血行が良くなって新陳代謝が活発になり、美肌に繋がります。
朝起きてすぐ、1杯の白湯を飲むのがオススメ。肌荒れの原因にもなる便秘を解消する効果も期待できます。
トータルケアにおすすめ!サプリメント

基本的には栄養を食事で摂ることが理想ですが、忙しい現代女性には、補助的にサプリを使うことをオススメします。

Step.3 毎日の生活からインナーケア
毎日の生活からインナーケア

インナーケアのもっとも重要なポイントは生活習慣の見直しです。長い年月をかけて習慣化してしまった生活を変えることはなかなか難しいかもしれません。しかし、早めに軌道修正することで、3年後、5年後の肌に明らかな差が出てきます。

  1. 睡眠
    肌は眠っている間に作られるので、質のよい十分な睡眠はインナーケアに必要不可欠です。
  2. 食生活
    炭水化物の過剰摂取は血糖値の上昇を招くので、主食は摂取カロリーの半分までに抑える努力をしましょう。食べ過ぎも当然、血糖値を上げてしまうので、腹8分目を厳守するようにしてください。
  3. 運動
    おすすめなのは、ジョギング、ウォーキングなどの軽い有酸素運動です。脂肪燃焼に加えて運動によって血中の糖分がエネルギーに変換され、血糖値を下げることにつながります。さらに、毎日のウォーキングで、姿勢を意識することも、インナーマッスルを鍛えるポイントとなります。
    • 運動の頻度・時間
      週に3〜5日、1日あたり30分程度から始めれば十分です。無理のない範囲で継続することが血糖値を下げるためのカギとなります。
  4. 毎日入浴する
    暑かったり、忙しかったりするとついシャワーで済ませてしまいがちですが、できるだけ毎日お風呂に入るようにしましょう。ぬるめのお湯でゆっくりと湯船につかるのが大切です。
  5. 体を冷やさない
    4の内容にも関連してきますが、体が冷えると、内臓の動きが鈍り、便秘になりやすくなったり、血行が悪くなるので、肌の隅々まで栄養がしっかり行き渡らなくなってしまします。夏場はクーラーに当たりすぎないようにしましょう。

最後に…
インナーケアの効果は、出るまでにしばらくかかるもの、即効性のあるものがあります。これまでの体質などを改善するのですから、数日で効果がでることは少なく、気を長く持ちながら、ひとつの季節が終わるくらいまでの期間は続けるつもりで頑張りましょう。

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まず、お伝えするのが…「無添加=安心」ではないということです。
えっ?無添加って安心・安全なんじゃないの?
私もそう思っていました。
ではなぜ「無添加」が支持されているでしょうか?
無添加の意味を知り、正しい無添加商品を選びましょう!!

Step:1 「無添加」という言葉について知ろう!
化粧品における「無添加」について

2001年の薬事法の改定により、現在、配合しているすべての成分を容器や外箱に表示することが義務づけられています。
それまでは、アレルギーの危険性が認められた102種類の「化粧品表示指定成分」だけが表示を義務づけられていました。
その多くが石油から合成された成分で、香料や防腐剤、合成界面活性剤などが含まれています。 現在は、これを「旧表示指定成分」と呼んでいます。
一般的に、無添加化粧品とは、これらの102種類の成分を含んでいないもののことを指します。 しかし、表示が義務付けられた「化粧品表示指定成分」が制定されたのは、1980年です。現在までに、旧表示指定成分でも、安全性が高まったものもありますし、逆に、新しく登場した成分の中にも、安全性が不確かなものもあり、旧表示指定成分は、意味をなしていないのが現状です。つまり、無添加化粧品は、一般の人が考える安全なイメージとは、一概に合致しているとは言えない状態なの

食品における「無添加」について

食品添加物とは、食卓に上るさまざまな食品を製造・加工したり、保存したりする時に使われる物質で、甘味料、香料、着色料、保存料、酸化防止剤などがこれに該当します。

無添加の落とし穴

無添加という言葉は一般的にも浸透していますし、この言葉を知らないという人ははいないほど認知されている名称でもあります。
しかし、冒頭でもお伝えした通り、無添加には具体的なルールは現在のところ定められていません。

例えば…
着色料が入っていない商品【A化粧品】、防腐剤が入っていない化粧品【B化粧品】とふたつの商品があったとします。そして、これらふたつの商品はどちらも「無添加化粧品」になります。
逆の見方をすれば、着色料が入っていない【A商品】に、防腐剤、鉱物油、合成界面活性剤が仮に配合されていたとしても「無添加」と表記できる商品となります。
なぜなら、着色料が無添加だからです。
私たちは無添加と聞くと、ついつい無添加=添加物が一切排除されたものと思いがちですが、決して、無添加とはすべての添加物が一切入っていないという意味ではないことを理解しなければなりません。
無添加化粧品を使ったのに肌が荒れた。という人もいると思いますが、それは何が無添加なのか、それを知らずに無添加化粧品を買ってしまったからという可能性が指摘できます。
〇〇は無添加だけど、自分の肌に合わない▲▲という添加物は配合されている。
それを知らなかったために、肌が荒れてしまったといったり、肌に合わないといったことに繋がるのです。
今はまだ無添加の基準というのが厳格に決まっていないのであれば、成分についてしっかりと見て、知っておく必要があると言えそうです。
Step:2 添加物の怖さ
添加物の怖さ
化粧品添加物について

化粧品は毎日使うものですが、配合されている成分をすべて把握して使用されている方はほんのわずかです。化粧品を選ぶ時も、配合成分の一部だけで判断したり、使用感の良さで購入している方も少なくありません。配合成分を気にせずに化粧品を使っていると、思わぬトラブルを招く原因になることもあるのです。

化粧品の研究・開発が進むにつれ、化粧品に配合される成分はどんどん増加しています。
現在、化粧品への配合が認められている成分は7,000種類を超えていますが、このうちの実に半分以上が正式に安全性を確認されていません。
近年では、これら成分のいくつから発がん性や環境ホルモンの疑いがある成分が発見されており、化粧品業界の大きな問題となっています。
肌だけでなく、体にも悪影響を与える化粧品を毎日使えば、いずれ体にも害を及ぼす可能性があります。

石油系成分には要注意
化粧品には様々な成分が使われていますが、大きく分けると、植物由来のもの、動物由来のもの、石油由来のものの3種類に分類できます。
その中でも、特に多く使われているのが石油由来の成分です。
というのも石油系の成分は、安価で大量に生産でき、保存が効くというメリットがあるからです。しかし、比較的に肌への反応が出やすい傾向があるため、肌が敏感な人は、石油系の成分を配合した化粧品には注意が必要です。
食品添加物について

食品添加物とは、食品を長持ちさせる保存がきくようにする、食品を加工しやすくする、食品をキレイに見せるために色をつける、食品に風味をよくする、などの目的で食品を加工する際に使用される物質のことです。
食品添加物は大きくわけて合成添加物と天然添加物に分けられます。
合成添加物とは人口的に合成された添加物のことで自然界に存在しないものや自然の物質を真似して作られたものです。
天然添加物は自然界にあるものを抽出したものなので合成添加物より危険性はすくないと言えますが、注意すべきものもあります。

過去に安全とされながら、発がん性が認められ使用中止になった添加物はたくさんあり、現在安全とされていても将来どうなるかはわかりません。
また、様々な添加物同士を組み合わせてとるとどうなるかなどは、ほとんど実験されていないので、やはり体内で何が起こるか分からない怖さがあります。
人工的な添加物はもちろん、自然界にもあるものでも抽出して使用するような不自然な摂り方は避けたほうが良いでしょう。
手間はかかりますが、なるべく自然のものを無添加で食べることが最も健康的です。

Step:3 無添加化粧品のメリット・デメリット
無添加化粧品のメリット・デメリット

無添加化粧品の魅力は、
怖い添加物が入っていない「添加化粧品」から!だけが理由ではありません。
何年先も肌に優しくと考えられているのが無添加化粧品のメリットの1つとも言えます。
しかし、無添加化粧品を使用するにあたり理解しておく点もあります。

メリット
  • 人口合成添加物を配合していないので、本来肌がもっている自然なチカラを引き出すことができる
    • 肌のターンオーバーを邪魔しない
    • 肌の自然治癒能力を高める
  • 肌へのダメージが少なく、化粧品の美容効果を最大限に引き出せる
  • 肌への刺激・負担が少ないので、長期間な使用も安心
  • 肌に優しくアトピーや敏感肌でも、肌トラブルが起きにくい
デメリット
  • 防腐剤が入ってないということは、裏をかえすと“腐りやすい”ということ
    冷蔵庫で保管するなど、保管状態には気を付ける必要がある。
    ※長期保存は向かない
  • 人口合成添加物が配合されているものに比べ、効果を実感できるのが遅い
  • 添加物の入ったものに比べると、価格はやや高め
  • 2001年に全成分表示の義務化がなされたものの、表示指定成分自体は、初めてに定められた1980年から内容の変更が一度も行われていない
  • 現在使用許可が出ている102種類を除く成分が、必ずしも安全とは言い切れない
    ※指定表示成分の日本水準は世界的に低い
    (アメリカ800種類、ヨーロッパ5000種類)
  • 102種類のうち、ある限定された成分だけが無添加である場合でも、「〇〇無添加」「〇〇フリー」などの表示に惑わされやすい
  • キャリーオーバーの記載が行われず、それらが肌トラブルを引き起こす可能性がある
キャリーオーバーにあたるもの
  • 原料を育てる過程で混入した農薬
  • 原料から成分を抽出する過程で使われる添加物
  • 成分の安定のために含まれるアルコール
Step:4 無添加化粧品の選び方
無添加化粧品の選び方

無添加化粧品が他の一般的な化粧品と比べて安全なことは確かです。
しかし、無添加化粧品を選ぶにあたっては「無添加」という言葉だけで判断することはやめましょう!本当に自分に適した無添加化粧品を見つけるためにも、メーカーごとの姿勢や安全性、各成分の特徴などについて事前にリサーチしておくことが望ましいです。

選ぶポイント
  1. 自分が肌質を知る
    乾燥肌や敏感肌など自分の肌質を理解し、『合わない成分が配合されていないか』、『肌質を改善する成分が配合されているか』などチェックすることがポイントです。
    使用前に、かゆみや赤みなどのトラブルが起きないか、腕の内側などの目立たない部分でパッチテストを行いましょう。
  2. 無添加表記に安心しない
    各メーカーによってい「無添加」の意味が異なります。何の成分が入っていないから「無添加」なのか、きちんと確認をしましょう。
  3. 刺激になる成分がはいっていないものを選ぶ
    肌の刺激となりうる成分
    • シリコン…肌ざわりを良くするため、化粧品やヘアケア商品に配合される 肌表面に膜を張るため通気性が悪くなり、さらには強い洗浄剤でなければ落としにくいため、肌にかなりの負担になる。
      成分
      「ジメチコン」「ジメチコノール」「シクロペンタシロキサン」「シクロメチコン」など。
    • 石油系界面活性剤…水と油分をなじませるため、主にクレンジングなどの洗剤に配合される 強い洗浄力があり、「角層を破壊する」性質があり、その他「経皮毒」としてアレルギー症状やガンを誘発する可能性が高いものもある。
      成分
      「エデト塩酸」「スフト酸ナトリウム」「ラウリル硫酸ナトリウム」「ラウレス硫酸ナトリウム」など。
    • 防腐剤…品質保存を目的にされ配合される 天然素材の防腐剤も開発されているものの、やはり安価なパラベンなどが使用されている方が主流である。しかしそれらは皮膚炎の原因や発がん性の疑いが持たれており、使用続けることに注意が必要。
      成分
      「パラオキシ安息香酸エステル」など。
      ※メチルパラベン、エチルパラベンは比較的安全と言われています。
    • 紫外線吸収剤…UV対策の化粧品には、紫外線を吸収して肌へ届かないようにする「紫外線吸収剤」が配合されている場合がある。これらはアレルギーを起こしやすいことが報告されている。
      成分
      「パラオキシ安息香酸エステル」、「オキシベンソン」など。
    • 合成着色料…商品をより良く見せるため配合される アレルギーを起こす危険性・発がん物質性の報告などがある。
      成分
      タール系色素「赤色〇号」など。
    • 合成香料…科学的な香りのことで、化粧品の印象を良くするために配合される
    • アルコール…さっぱり感や殺菌目的で配合される
  4. 成分の由来、役割、原産国にまでこだわっているもの
    メーカーの商品に対しての姿勢や安全性なども踏まえて、、しっかり事前にリサーチしておくことが望ましいです。

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顔のたるみ・ほうれい線が気になる…
年齢とともに顔に対してのコンプレックスが増えている方多いと思います。
お金を掛けなくても、毎日の生活の中に美顔になる鍵が隠れているのご存知でしょうか?
たるみ・ほうれい線の原因である表情筋の衰え。
表情筋ケアを一挙ご紹介!!一緒にLet's try!!!

Step:1 表情筋とは
表情筋とは

表情筋とは、その名のとおり、顔の表情をつくっている筋肉です。身体の筋肉は、骨と骨を繋いでいますが、顔の筋肉に直接繋がっています。顔が豊かな表情をつくることができるのは、30種類以上もある表情筋が相互に関係し合うことで、顔正面のお顔を動かすことができ、顔の動きや表情をつくり出しています。
しかし、どんなにおしゃべりな人、良く笑う人でも、顔の筋肉は全体の2~3割しか使っていないと言われています。年を重ねると使わない筋肉は衰え、思うような表情が作れなくなり、たるみ、ほうれい線ができてしまうのです。ほうれい線の有無によって見た目年齢が7歳前後も変わると言われています。
また、たるみ・ほうれい線は老化だけが原因ではありません。パソコンやスマホの画面を見る時間が長いと、若い人でも顔がたるみ・ほうれい線が目立つようになります。

たるみ・ほうれい線の主な原因
  • 表情筋の衰え
  • コラーゲンなど肌弾力を保つ成分の老朽化や減少
  • 乾燥によって肌のハリが失われる
  • 紫外線・ストレス・喫煙・間違ったスキンケアによるダメージ

※ほうれい線とはシワではなく、頬のたるみによってできてしまった溝のことです。

Step:2 顔の表情筋を鍛えるメリット・デメリット
顔の表情筋を鍛えるメリット・デメリット
メリット
  • 血行不良で起こるクマ、むくみ、くすみが解消される可能性がある
  • 表情筋のたるみが改善して、ほうれい線の予防が期待できる
  • 顔の肌の代謝にもよい影響を与え、ターンオーバーの正常化が期待できる
  • 口角を上げて笑顔をつくることを続けると、
    ガン細胞などを攻撃するNK細胞が活性化するので、免疫力が高まる
  • 口元の表情筋が鍛えられると、噛み合わせが整い、
    神経やホルモンバランスにもよい影響を与える
  • 特別なことをしなければ、あまりお金がかからない
  • どこでも行うことができる
  • 安全性に問題がない(誤った方法で行わない限り)
  • 表情筋は、他の筋肉と比べて、鍛えれば効果が出やすい
デメリット
  • 即効的な効果があるわけではない
  • 根気よく続ける必要がある
  • やり方によっては効果がでない

※ほうれい線などは、表情筋以外にもお肌の乾燥や真皮脂肪の衰えなども原因なので、表情筋の対策だけで、解消するものではありません。

Step:3 表情筋のエクササイズ・フェイスストレッチ

表情筋は、身体の他の筋肉より薄く繊細なので、過度な刺激を与えないように慎重に行いましょう!一方、身体の他の筋肉より効果が現れるのが早いことが期待できます。
表情筋を鍛えれば、ターンオーバーがよくなり、ほうれい線以外の肌悩み解消や美肌効果もあります。

エクササイズ
あいうえおエクササイズ

名前のとおり、「あ・い・う・え・お」の順で口を動かすエクササイズ

エクササイズ

≪方法≫
①~⑤を10回程度繰り返す
一文字5秒ぐらいが目安。

≪ポイント≫
リラックスした状態で行うのがいいので、入浴時がオススメ!

≪効果≫
顔全体のたるみやむくみ改善に効果を発揮します。

ほっぺぷくぷくエクササイズ

頬のもたつきを感じた時にオススメ☆

ほっぺぷくぷくエクササイズ

≪方法≫
①②を5回繰り返す(各10秒ずつキープ)

≪ポイント≫
無理しない程度に、少し口元がだるくなるくらい、
あるいは少し筋肉痛になるくらい繰り返すことが効果的です。

≪効果≫
頬の筋肉を柔軟にして、たるみを予防に繋がります。

ベロ回しエクササイズ

口臭予防にもオススメなエクササイズ☆

ベロ回しエクササイズ

≪方法≫
①②を1日3回繰り返す

≪効果≫
ほうれい線と口臭ケア両方に効果があります。
同時に目も同じ方向にクルクル回すと疲れ目にも効果的です。

フェイスストレッチ
頬たるみや顔全体のたるみ

≪方法≫
①口を大きく開ける
②かなり大きく開けたら、今度は反対に、小さくすぼめる
★5セットほど繰り返す

①続いて口角を右上にグイッと引き上げ、5秒キープ
②左側も同様に口角をグイッと引き上げ、5秒キープ
★5セットほど繰り返す

※日常生活でも、縦横に大きく口を開けて話すようにするといいでしょう!

目元のたるみ

≪方法≫
目を閉じて、開いてを繰り返す。
★5回繰り返す

≪ポイント≫
目元は皮膚が薄くてデリケート。
ギュッと力を込めて目をつぶるのではなく、軽く閉じたり開いたりする程度にしましょう。

フェイスラインのたるみ

なるべく硬い食べ物を食べるように心がけましょう。
硬いものを噛むことで、口の周りの筋肉を鍛えられ、たるみを解消する効果があります。
朝・昼・夜の3色とも意識しながら、よく噛んで食べるようにしましょう。
左右バランス良く噛んで食べることで、あごのたるみ予防へと繋がります。

フェイスマッサージ

表情筋も身体の筋肉同様、血行が悪くなるとコリが起こります。その結果、ほうれい線などにも悪影響をあたえます。そこで、エクササイズと並んでフェイスマッサージを取り入れるこも必要となります。マッサージは、エクササイズよりソフトな方法なので、効果もソフトですが、お肌に刺激を与えないように行えば、筋肉を傷めるリスクの低い安全な方法です。

表情筋のフェイスマッサージの手順

≪方法≫
①首を左右に回す(3回ずつ)
②首と頭の境目のツボを親指で押す
③親指で押した位置から耳を中心にして後ろから前に順にツボを押す
④耳の後ろから真上の部分を揉む

≪ポイント≫
顔の皮膚を頭に引き上げるようにして頭皮を揉むということです。
そうすることで、たるんでいた皮膚が頭の方に引き上げたれて本来あるアゴのラインにフィットします。
尚、筋肉が固まっている場合は、頭皮をずらすような揉み方はしない方がよいでしょう。
マッサージで柔らかくなった他の筋肉を「あいうえお体操」などで動かして、頬の筋肉を鍛えることもよい方法です。
また、頬の筋肉が動きにくい場合は、お風呂のお湯にタオルを浸けて温め、水気を絞って顔に当て、筋肉を温めてみましょう。

顔面マッサージ後は血色がよくなって化粧のりもよくなるので、無理のない範囲で習慣にしましょう。また、ほうれい線透輝のなどの予防と改善には、顔の運動やエクササイズだけでなくケアも必要です。

Step:4 食べ物・食べ方で考える表情筋の対策
食べ物・食べ方で考える表情筋の対策
食べ物や栄養素も大切!!
1.筋肉に大切な必須アミノ酸

表情筋は、タンパク質でできているので、食べ物でタンパク質の元となるアミノ酸やタンパク質をつくるサポートをしてくれる栄養素を摂ることが大切です。中でも大切なのは必須アミノ酸。
必須アミノ酸とは、体内では十分な量を合成できず、栄養分として摂取しなければならないアミノ酸のことです。

≪必須アミノ酸 9種≫

トリプトファン、リジン・メチオニン・フェニルアラニン・トレオニン、ヒスチジン、
バリン、ロイシン、イソロイシン

特に、ケアのための表情筋対策には、積極的にとりたいアミノ酸

バリン:マグロ、赤身、プロセスチーズ
ロイシン:カツオ、鶏むね肉
※鶏むね肉:注目度が高く、筋肉を成長させる上で、大きな役割を果たす!!
が、皮脂分泌をさせるため、ニキビや毛穴の黒ずみや詰まりの原因になるため、摂りすぎには注意が必要。
イソロイシン:豚ロース、卵

2.ビタミンDやオメガ3脂肪酸も大切

ビタミンDは筋細胞にタンパク質をつくるよう働きかけ、筋繊維を太くするのを助けるので、ほうれい線などの表情筋対策のために必要です。
ビタミンDは、カワハギ、さけ、ます、にしん、うなぎなどに豊富です。
さらに、イワシやサバなどの青背の魚の魚油に多く含まれるDHAやEPAといったオメガ3脂肪酸、抗炎症作用があり筋繊維の老化を防ぐため、表情筋の萎縮を予防する可能性があります。

食べ物をしっかりと噛むことも表情筋対策

最近では、昔と比べると柔らかい食事が多くなりました。
そのため、食べ物をしっかり噛む機会が減っています。
これが、アゴの骨の筋肉などが弱い原因の1つであり、若い時からほうれい線が目立つ原因の1つである可能性があります。
だから、食べ物をしっかり噛むことは、表情筋を鍛え、リフトアップやほうれい線などの対策になるのです。
さらに、免疫力を上げる効果やダイエット効果もあります。
柔らかい食べ物ばかりでなく、スルメや根菜、干物類などを食べる機会を増やし、
自然に噛む習慣つける工夫で表情筋を鍛えましょう。
また、ガムなどをかむことでその頻度を増やすことも表情筋対策になります。

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髪がキレイな人に憧れませんか??
誰もが憧れるしっとりしなやかな髪は、生まれつきの髪質でしょうか?
いえ、必ずしもそうではありません。
人それぞれ、髪質は違いますが、正しいケアをするだけで、憧れの美髪になれるかもしれません。
今日から実践できる、簡単な頭皮・髪のケアをご紹介します。

Step:1 シャンプーなどの役割

頭皮・髪のケアで一番身近で簡単なケアが、そうシャンプーやコンディショナーです。
当たり前に行っているシャンプーでもちゃんと役割を理解していますか?

まずは、シャンプー・コンディショナー・トリートメントの役割について再度確認していきましょう。

シャンプーの役割

シャンプーの役割は、単に髪の毛についている汚れやホコリを落とすだけではありません。
人間の頭皮には、顔のTゾーンの3倍もの皮脂腺が存在しています。
当然、その皮脂腺からは、毎日皮脂が分泌されています。
その皮脂を放置すれば、毛穴がふさがり、そうなれば、顔と同じように肌トラブルを起こしかねません。
なので、シャンプーの一番の役割は、健康な頭皮の状態を保つため、頭皮についた皮脂を落としてあげることだと言えます。

一般的なシャンプーの種類

【石けん系】
脂肪酸ナトリウムなどから作られる界面活性剤を使っており、アルカリ性で、洗浄力がとても強く、余分な皮脂まで取ってしまう可能性があります。
また、髪がゴワゴワしてしまうため、よほど脂性の強い方でなければ、まず使う必要はないでしょう。

【高級アルコール系】
「高級」という名前がついていますが、これは値段の話ではなく、「炭素数が多い」という意味の言葉です。炭素数が多いと、泡立ちがよくなるため、泡立の良さと、ほどよい洗浄力が特徴です。
鉱油や動植物油脂などから作られる、界面活性剤が入っています。一般的に販売されていシャンプーはほとんどこのタイプになります。

【アミノ酸系】
刺激が弱く、比較的肌に優しいものが多いですが、他の2種類と比べると、洗浄力は落ちてしまいます。
アミノ酸から作られる合成界面活性剤が入っていて、洗浄力は弱いものの、頭皮への刺激は低いのが特徴です。
敏感肌の方にオススメです。

コンディショナーの役割

メーカーによって、「リンス」、「コンディショナー」などと呼び名が変わりますが、一般的には、どちらも髪の表面に保護膜を作ることを目的として作られています。
髪に保護膜を張ることで、外部からの刺激に強くなるだけではなく、髪のすべりがよくなり、パサつきも抑えることができます。

トリートメントの役割

コンディショナーがシャンプー後の髪の状態を整えてくれるのに対して、トリートメントは、髪の毛の内部に成分を浸透させ、髪そのものに必要な栄養を与え、髪の傷みを補修したり、うねりやハネを抑えるよう髪の質感をコントロールさせたりするような効果があります。
普段はコンディショナーを使い、週2~3回を目安にトリートメントを行うのがよいでしょう。
また、トリートメントはすぐに洗い流さず、5分程度おいてから流す方が効果的です。
「ヘアパック」と呼ばれている商品もあります。
これも、基本的にはトリートメントと同じ役割ですが、トリートメントよりも保湿効果が高いのがパックです。こちらは乾燥が気になる季節に週1程度行うとよいでしょう。

シリコンシャンプーってよくないの?

ノンシリコンシャンプーの流行などもあり、敬遠されがちなシリコン。
ですがシリコンには…

  • 髪が絡まるのを防ぐ
  • ダメージを防ぐ
  • 髪につやを出し、しっとりまとめる

といった働きがあり「シリコン=髪に悪い」と言い切れるわけではありません。
髪質でシリコンタイプ・ノンシリコンタイプを選ぶといいでしょう!

ノンシリコンシャンプーがオススメの髪質
  • 猫毛
  • ボリュームの少ない髪
  • パーマやカラーをよくする髪

自然な洗いあがりで、髪にふんわりとしたボリュームが出る。
シリコンを含まないことで、カラーの発色しやすくなったり、頭皮トラブルが起きにくいというメリットがある。

シリコンシャンプーがオススメの髪質
  • 広がりやすい髪
  • ボリュームの多い髪
  • ベタつきやすい髪
  • カラーの発色が悪い
  • パーマがかかりずらい髪

シリコンで髪をコーティングすることで、ツヤのあるしっとりとまとまりやすい髪になる。
だだ、よく洗い流さないとシリコンが被膜を張り、頭皮トラブルを招く場合がある。

Step:2 頭皮に負担を与えてしまう、日常的な行動
頭皮に負担を与えてしまう、日常的な行動

毎日しっかり洗っているのに、なぜか頭皮にできものができてしまったり、毎日トリートメントをしているのに髪にコシやツヤがない、なんてことはありませんか?
実は、日常生活の中で、知らず知らずに行っている行動が頭皮に負担をかけてしまっているのかもしれません。今一度、頭皮を傷つけるような行動をしていないかどうかを見直してみましょう。

頭皮トラブルの悩み&ケア
フケやかゆみのある方

フケをスッキリ落とそうと、ゴシゴシを頭を洗ってしまうのは、余計にフケを発生させたり、
頭皮を傷つける原因に繋がってしまいます。
また、必要以上に洗浄力の高いシャンプー剤を使っていないか見直してみてください。
肌に合っていない可能性が高いです。

ニオイが気になる方

頭皮のニオイ対策も、フケやかゆみのケアと同様、基本的な部分を見直すことで改善が見込めます。

硬い感触のある頭皮の方

健康な頭皮は柔らかく、押すとふんわり押し戻してくるような、軽い弾力があるものですが、
弱っている証拠です。頭皮は土のようなものなので、固い土の上で育つ髪も、当然元気がなくなってしまいます。
基本的な頭皮ケアとともに、しっかりマッサージして、血行をよくしてあげましょう。

やりがち!?NGな行動
やりすぎ?ブラッシング

本来ブラッシングとは、髪の毛のほつれを整えるとともに、ホコリやゴミを落とすもの。
もちろん、頭皮をマッサージすることで血行を促進させる効果もあるので、頭皮をブラッシングすることは間違えではありませんが、ブラシに強い力を入れたり、同じ部分を何往復もすることは、頭皮を傷つける原因になります。

上手に付き合う!カラー、パーマ、ブリーチ

これらは頭皮にとって良くないことはご存知だと思いますが、カラーなどは身だしなみの1つで、おしゃれには欠かせないものです。
とはいえ、やりすぎは禁物です。
自分でやるのではなく、必ずサロンで行い、ケアもしっかりしてもらいましょう。
そのあとセルフケアをしっかり行えば、カラーなどの持ちがよくなるので、頻繁にカラーなどする必要がなくなり、頭皮の負担を軽減させることができます。

シャンプーの見直し

普段のシャンプーが自分の肌の質にあっておらず、知らないうちに頭皮を弱めている可能性があります。
例えば、乾燥肌で洗浄力の強いシャンプーを使えば、頭皮から水分を奪うことになりますし、
逆に油性肌なのにマイルドなシャンプー使っているため、脂が落としきれず、頭皮が弱ってしまうようなケースもあります。
しっかり自分に合ったシャンプーを使うことも大切なことです。

髪にいいシャンプーの特徴

※髪質や肌質によっても異なります

  • 洗浄力が強すぎず、髪や頭皮への刺激が少ない
  • かゆみやふけ・肌荒れの原因となるリスクが少ない
  • 髪のダメージを防ぎ、補修してくれる
紫外線が与える頭皮の影響

紫外線が髪に与える影響は深刻ですが、頭皮に与えるダメージも相当なものです。
髪は、赤茶けたりすることで、見た目でもその傷みが確認できますし、
パサつく手触りや、乾燥などで、そのSOSを察知することができます。
髪の毛をつくるもとになる毛母細胞が、紫外線の影響でうまく働かなくなると、
髪の毛が抜けてしまう抜け毛の原因となるだけでなく、
髪の毛そのものがつくられなくなり、薄毛の原因となる可能性があります。
また、紫外線が毛根にダメージを与え破壊されることで、白髪が発生するともいわれています。
その頭皮がダメージを受けると、影響が出るのは髪なので、見えないからといっても、
決して油断をしてはいけないのです。

Step:3 もう迷わない、シャンプーなどの選び方
もう迷わない、シャンプーなどの選び方
シャンプーの選び方
1.界面活性剤の種類を見極め、
肌や髪に刺激となる成分が入っていないものを選ぶ

髪や頭皮を優しく洗い上げるシャンプー選びでは、まず配合されている「界面活性剤」の種類を見極めましょう。高い洗浄力をもつ界面活性剤は汚れをしっかり落としてくれますが、敏感な時期に使うと頭皮の刺激になったり、皮脂を過剰に取り除いてかゆみやふけの原因となることがあります。

なるべく避けたい界面活性剤だけど、市販シャンプーに多く使われているもの

  • ラウリル硫酸Na
  • オレフィン(C16-14)スルホン酸Na
  • ラウレス硫酸Na
2.髪質やお悩みに合ったシャンプーを選ぶ

髪にいいシャンプーを選ぶには、自分の髪や肌の質、お悩みに合ったアイテムかどうかを判断することも大切です。

★太い髪・硬い髪・広がりやすい髪にオススメ★

アミノ酸系シャンプー
髪をしなやかにする

成分
ココイルグルタミン酸TEA、ココイルメチルタウリンNaなど

オイル入りシャンプー
髪がまとまりやすくなる

成分
ホホバオイル、オリーブオイル、馬油、椿油など

★パサつく髪、傷んだ髪にオススメ★

アミノ酸系シャンプー
保湿やダメージケアに向いている

成分
ココイルグルタミン酸TEA、ココイルメチルタウリンNaなど

★べたつきやすい頭皮・髪にオススメ★

アミノ酸系シャンプー
皮脂や汚れをしっかり洗える

成分
脂肪酸Na、石けん用素地など

天然オイル系の成分は人によって合う・合わないが分かれる成分です。不安がある方は、本使用前にお試しやパッチテストなどを行ってから本使用や現品購入するのがオススメします。

3.保湿効果があるものを選ぶ

アミノ酸系:ココイル〇〇、ラウロイル〇〇など
オイル系:ホホバオイル、アルガンオイルなど

ノンシリコンシャンプーの選び方
1.シリコンが配合されていないものを選ぶ

実は「ノンシリコンシャンプー」とうたっていても、シリコン成分を配合しているシャンプーがあるため注意が必要です。

シリコンの成分名

  • ジメチコン
  • シクロメチコン
  • ジメチコンポリオール
  • シロキ
2.アミノ酸系の洗浄成分のものを選ぶ

シャンプーは90%が水と洗浄剤なので、洗浄成分にこだわることが重要です。
オススメはアミノ酸系の洗浄成分。洗浄力が優しく必要な皮脂を落としすぎることがありません。
アミノ酸系の洗浄成分は、次のように「ココイル〇〇」もしくは「ラウロイル〇〇」という成分名で表記されています。

ココイル〇〇
ココイルグルタミン酸TEA、ココイル加水分解コラーゲンK、ココイルメチルアラニンNa

ラウロイル〇〇
ラウロイルサルコシンNa、ラウロイルメチルタウリンK、ラウロイルグルタミン2Na

※「ラウリル〇〇」「ラウレス〇〇」といった洗浄成分は 洗浄力が強く、ヘアカラーの色素や
必要な皮脂まで落としてしまうおそれがあります。さらに、きしみの原因にもなるため注意が必要です。

3.植物由来のオイル配合のものを選ぶ

シリコンは、シャンプー時の髪の摩擦を防ぐ重要なはたらきを持っています。
ノンシリコンシャンプーにはシリコンが含まれていないため、シリコンの代わりとなる植物オイルが配合されているものを選びましょう。
 

オススメの植物オイル…ホホバオイル、アルガンオイル、アボカドオイル

洗い流さないトリートメントの選び方

洗い流さないトリートメントとは、入浴後などに髪につけ、そのまま洗い流さずに乾かすタイプのトリートメントです。
ドライヤー前に使うとドライヤーの熱から髪を守ってくれます。

髪を傷める摩擦や紫外線などから髪を守るバリアのような働きがあり、

  • 髪にハリやツヤを与える
  • 切れ毛や枝毛を防ぐ

といった効果が期待できます。

※洗い流すタイプのものは髪の栄養補給を目的にしたものが主流。
洗い流さないタイプとは使い方も効果も異なります。

オイルタイプ → 髪の広がりを抑えたい人にオススメ
  • 油分が多く、熱や乾燥などのダメージから髪を守る
  • 保湿性は低いが、ツヤが出てサラサラになる
ミルク(クリーム)タイプ → 髪が太くてごわつく人にオススメ
  • 油分と水分のバランスがよく、傷んだ髪のダメージケア効果が高い
  • 熱から髪を守る津からは弱いが、しっとりした質感になる
ミストタイプ → 髪が絡まりやすい人にオススメ
  • 保湿成分が溶けていて髪への浸透力がよく、ダメージケア効果が高い
  • 熱から髪を守る効果は低いが、軽いつけ心地でスタイリング剤にもなる

★洗い流すトリートメントの場合は、保湿効果の高いものを選びましょう!!

3.植物由来のオイル配合のものを選ぶ

シリコンは、シャンプー時の髪の摩擦を防ぐ重要なはたらきを持っています。
ノンシリコンシャンプーにはシリコンが含まれていないため、シリコンの代わりとなる植物オイルが配合されているものを選びましょう。
 

オススメの植物オイル…ホホバオイル、アルガンオイル、アボカドオイル

Step:4 正しい髪・頭皮ケア方法
頭皮・髪の毛
正しいシャンプー方法
1.予洗い(ここでしっかり汚れを洗い流す)

1分程度、頭にシャワーをかけながら洗う。シャンプーの刺激から守る効果も。
38℃程度のぬるめのお湯で行うと頭皮に優しい。

2.髪の水分を軽く切り、シャンプーを手で泡立てる

一か所へシャンプーがかたまらないようにする。
★シャンプーの量は、ミディアムヘアで1プッシュ程度が目安

3.指の腹で頭皮をマッサージしながら洗う

髪はなく頭皮を洗う。
指の腹を使って下から上へ、重力で下がりがちな血流を上へ流すイメージで洗う。
円を描いたり、ジグザグに動かしマッサージするとさらに◎

4.地肌からぬるつきがなくなるまで、しっかりすすぐ
5.髪の水気を切ってトリートメントを

トリートメントは頭皮にはつけずに髪の毛全体につけて、最後はよくすすぐこと。
トリートメントを塗布して蒸しタオルを巻き、5~10分ほど置くと効果的。
★トリートメントは毎日しましょう!!

正しいドライヤー方法

髪は、摩擦や熱、静電気などの刺激にとても弱いので、ドライヤーで熱を加えながらゴシゴシ擦って乾かすと髪を傷める原因となります。
しかし、髪にとっては、濡れたままの状態で放置することで菌やカビを増殖させ、もっと危険です。

1.シャンプーの後にタオルドライをする。

髪は決して擦らず、清潔なタオルではさんで水を押し出すようにして、髪の毛から水分を取る。

2.毛の流れにそって手ぐしで髪をとかし、整える
3.髪の毛をかきわけて頭皮を出し、直接風をあてるようにしてドライヤーをかける

頭皮からドライヤーまでの距離は、20センチをキープ。
同じところにばかりあてないように、ドライヤーを揺らしながら風をあてていけば、
頭皮が乾燥しすぎる心配もありません。
★下からドライヤーをあてないように注意!広がる原因に。

4.髪の表面や裏側も湿気がなくなるまでしっかり乾かす
5.仕上げにドライヤーの冷風を使用

冷風を使うと髪のキューティクルが引き締まり、髪にツヤがでる

ドライヤーで乾かしている途中に
ブラッシングすると、髪の毛を傷める原因に!!
ブラッシングは髪の毛が乾いたあとに行うことがポイント!!

正しい頭皮マッサージ方法

正しい方法で頭皮のマッサージをすれば、血行がよくなり、頭皮の隅々まで栄養がいきわたりやすくなると考えられます。
古い角質とともに毛穴のつまりがとれるだけでなく、毛を作るもととなる毛母細胞のような細胞も、新たに作られていくので、頭皮のトラブルが改善され、健康な頭皮をキープする助けになると考えられるのです。

1.円をかくようにこめかみ付近からマッサージ

まず、こめかみから耳の上方にかけて両手の親指以外の4本の指をあて、耳を包み込むように親指を後頭部において固定させます。
そしてそのまま親指を固定した状態で、残りの4本の指で円を描くようにマッサージしていきます。
(注)決して爪を立てず、指の腹を使って押さえるように!

2.指をずらして下から上へ

しばらく続けたら、そのまますべての指を少しだけ上方にずらしてマッサージする場所を変えていきます。
頭皮の血行は下から上へ流れていきますので、マッサージも血行に沿って下から上へと行うのが効果的です。

マッサージのやりすぎは頭皮に負担をかけてしまうので、
1日5分程度が目安

尚、すぐに結果が見込めるといったものではありません。
毎日の習慣にすることで、少しずつ頭皮のサポートになると考えるものです。
毎日のシャンプーの後など、マッサージを取り入れやすい時に少しずついれていく意識で行ってみてください。

言葉

よく耳にするけどこの言葉、どういう意味?

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≪アクネ菌とは?≫

ニキビの原因菌はアクネ菌と言われており、アクネ菌の正式名称は、プロピオパクテリウム・アクネスと言います。
アクネ菌は特別な細菌ではありません。健康な肌にも常に生息している細菌なのです。ニキビがないツルツル&スベスベの肌にも、アクネ菌は生息しています。
しかも、アクネ菌は健康な肌作りに役立っている細菌でもあるのです。アクネ菌は腸内細菌のように、善玉菌と悪玉菌に分けられるのですが、善玉菌のアクネ菌は肌を弱酸性に保っていて、他の細菌が増殖するのを防いでくれています。
もう1つのアクネ菌の特徴は、嫌気性細菌であることです。嫌気性細菌は空気が嫌いであるという特徴があり、空気がないところで、増殖するのです。

≪アクネ菌がニキビの原因≫

アクネ菌は善玉菌が優位で、適正な数を保っていれば、アクネ菌は肌を健康に保ってくれます。
しかし、肌がある悪条件を整えてしまうと、アクネ菌が一気に増殖し、炎症をおこして、ニキビを作ってしま うのです。
ある条件とは、毛穴のつまりです。アクネ菌は空気が苦手ですから、毛穴がつまっていて、空気に触れないとこ ろは、アクネ菌にとってとても居心地が良い空間になります。
しかも、毛穴が詰まっている場合、皮脂や古い角質が毛穴を詰まらせています。そして、皮脂はアクネ菌の大好 物なのです。
アクネ菌は毛穴に詰まった皮脂を遊離脂肪酸とグリセリンに分解します。そして、遊離脂肪酸が酸化すると、過 酸化脂質に変化すると、炎症を起こしてしまいます。
ニキビ対策のためには、増えすぎたアクネ菌を退治して、適正数に保つことと毛穴を詰まらせないことが大切になります。

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アマモエキス

太平洋沿岸に群正するアマモ。
海中に生える植物でワカメやノリなどの海藻と区別され、海草と呼ばれてます。
肌のシミは、紫外線などの刺激を受け、メラニンが過剰につくられるが、アマモにはメラニンを合成する酵素「チロシナーゼ」の量を抑え、メラニン合成を抑制する働きがあります。

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洗浄剤の主成分は界面活性剤です。
石けんももちろん界面活性剤ですが、さまざまな種類の界面活性剤の中の1つが、アミノ酸系界面活性剤になります。
アミノ酸系洗浄剤は、数多くある界面活性剤の中でも最もお肌に優しく刺激が少ないのが特徴です。
アミノ酸系洗浄剤は、石けんの構造の間にアミノ酸がくっついたような形になります。
親油基と親水基の間にアミノ酸が入り込んだ状態です。アミノ酸自体、人間の体を構成している成分の1つです。

 

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アルガン

アルガンは、アカテツ科の広葉常緑樹。
モロッコの一部の生成しているで、そこからとれるオイルは希少でオレイン酸やビタミンEが豊富に含まれています。
美容やアンチエイジングにとても効果があります。

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アロエベラ(アロエ)

アロエベラは、アロエ属に属する多肉植物の一種。
アロエの中でも特にアロエベラは、体にいい食べ物として、あるいは美肌効果があるとして評価が高くなっています。

≪アロエベラの美容効果≫
アロエベラの成分の1つであるアロエシンがメラニン色素を合成するチロシナーゼの活性を抑えることで美容効果を発揮します。
その力は、ビタミンCと同等の力がると言われています。
また、日焼けなどをおこした肌の熱をとり、炎症を抑える作用もあります。
その他に、アロエベラには様々なビタミンとミネラルが多く含まれており、シミ、そばかすの防止、肌の保湿にも効果的です。

≪アロエベラとコラーゲン≫
アロエベラにはコラーゲン活性化作用があり、コラーゲンを増加させる成分も含まていることがわかっています。

≪アロエベラとニキビ≫
アロエに持つ抗炎症作用や抗菌作用は、ニキビの改善にも有効だと言われています。
ニキビの原因になるアクネ菌を殺菌し、ニキビの炎症も抑える効果が期待されます。
また、組織修復作用もあるため、ニキビ跡の改善にも効果的だと考えられています。

≪アロエベラの美容効果≫
アロエベラの成分の1つであるアロエシンがメラニン色素を合成するチロシナーゼの活性を抑えることで美容効果を発揮します。
その力は、ビタミンCと同等の力がると言われています。
また、日焼けなどをおこした肌の熱をとり、炎症を抑える作用もあります。
その他に、アロエベラには様々なビタミンとミネラルが多く含まれており、シミ、そばかすの防止、肌の保湿にも効果的です。

≪アロエベラとコラーゲン≫
アロエベラにはコラーゲン活性化作用があり、コラーゲンを増加させる成分も含まていることがわかっています。

≪アロエベラとニキビ≫
アロエに持つ抗炎症作用や抗菌作用は、ニキビの改善にも有効だと言われています。
ニキビの原因になるアクネ菌を殺菌し、ニキビの炎症も抑える効果が期待されます。
また、組織修復作用もあるため、ニキビ跡の改善にも効果的だと考えられています。

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イオンとは、電気を帯びた目には見えない微粒子のことです。
イオンは、宇宙線、放射線、大気中の摩擦から発生します。プラスの電荷をもった物質を陽イオン(カチオン)、マ
イナス電荷をもった物質を陰イオン(アニオン)と言います。
※日本では、陽イオンのことをプラスイオン、陰イオンのことをマイナスイオンと言っています。

マイナスイオン
マイナスイオンには、血液を浄化する働きがあり、酸性化している血液を弱アルカリ性にします。
弱アルカリ性の血液は、新陳代謝を活発にし、各細胞の機能を活性化させ、疲労の回復を促進します。
また、それにともなって、自律神経の機能、内分泌線の機能が良好となり、中枢神経や抹消神経にも好影響を与え、増血機能も増進します。
そのため、抵抗力が強くなり、病気にかかりにくくなります。

プラスイオン
体内に入ったプラスイオンは、血液の酸化性を促します。
血液の酸化は、同時に細胞膜の酸化を意味します。
人体は、60兆個の微小な細胞でできていて、その細胞は中心に核がありその周辺を細胞膜が覆っています。
細胞は、細胞膜を通じてブドウ糖やビタミン、ミネラルなどの栄養素や酸素を吸収して生体を支えています。
そのため、細胞膜が破壊されてしまうと栄養を吸収することができなくなります。
そればかりか、他の無傷の細胞へも連鎖的に破壊が進む現象が起こってしまうのです。
これは活性酸素によって細胞膜が酸化され、本来の機能を果たせなくなった状態です。
このように体液が酸化した状態を放置しておくと、あとに待ち構えているのは、ガン、高血圧、動脈硬化、脳卒中、心臓病、貧血、アレルギー疾患、虚弱体質、更年期障害、不眠症、肩凝り、リューマチ、糖尿病など、恐ろしい慢性病なのです。

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イソフラボンには女性ホルモン、エストロゲンと同じ働きをする物質があります。
これにより、女性ホルモンが欠乏して起こる血中コレステロール値の上昇や骨からカルシウムが流出することを抑制します。
そのため動脈硬化や骨粗鬆症を抑制してくれる効果があるというわけです。
他にも、慢性的な頭痛や精神状態が不安定になる更年期障害や、月経周期の乱れなどの女性ホルモンの減少により起こる諸症状にも効果を発揮してくれます。
また、イソフラボン自体がもつ効果として強い抗酸化作用があり、老化の原因となる活性酸素を取り除いてくれる効果があります。
これにより、肌のターンオーバーが正常に機能し、お肌にハリやツヤを与えてくれます。

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エストロゲンとは、女性ホルモンの1つで、卵胞ホルモンとも呼ばれています。

≪エストロゲンの働き≫

  • 女性らしい丸みをおぼた体をつくる
  • 卵胞の成熟を促す
  • 受精卵の着床を助けるため子宮内膜を厚くする
  • 頸管粘液の分泌を促す
  • 自律神経、感情の働きや脳の働きを整える
  • 骨の形成を促し、血管収縮を抑制する
  • 基礎体温を下げる

女性にとって重要なエストロゲンですが、働きを最大化する方法としては、食べ物やサプリメント、ツボ押し、漢方などがあります。
☆おすすめの食べ物…納豆・豆腐・おから・味噌・油揚げなど大豆由来の食材

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オーガニックとは、有機栽培、有機農法とも言われています。
簡単に言うと、化学肥料や農薬を使わずに育てられた作物や畜産物、それらを使用した加工品に対して使われます。
しかし、オーガニックとは、ただ化学肥料や農薬を使わないだけではありません。
オーガニックを名乗るには、その土壌で2、3年前から化学肥料を使っていないこと、遺伝子組み換えの種は使用しない、畜産物の場合は飼料も有機であることなど、様々な基準があります。

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オリゴ糖とは、いくつかの単糖がつながった糖質の一種です。
腸内で善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やす働きがあることから、腸内環境を整える効果があることで知られています。
血糖値や中性脂肪を上げにくい、また虫歯の原因にもなりにくいなどの特徴があります。
 

*効果*

  • 腸内環境を整える
  • 便秘を改善
  • 美肌
  • 動脈硬化を予防
  • ミネラルの吸収を促進
  • 虫歯を予防

☆オリゴ糖を含む食材…にんにく、ごぼう、はちみつ、味噌、醤油、大豆など

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界面活性剤とは、水と油を混ぜ合わせる働きをもつ物質のこと。

界面活性剤には自然界に存在する「天然活性剤」と、石油などの原料で人工的に作られた「合成界面活性剤」とがあります。

洗浄・起泡・乳化・保湿などの作用があって、多くの日用品や化粧品に使われています。

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柿の葉

柿の葉は、柿の葉すしや、柿の葉茶などに利用される果物の柿の葉のこと。

その若葉には、レモンの20倍、ホウレン草の10倍ものビタミンCが含まれる。
通常ビタミンCは熱に弱いと言われていますが、この場合のビタミンCはプロビタミンCという、ビタミンCになる前の状態のものなので、熱に強く、お茶にして飲んでもその効果を破壊されることはありません。
また、タンニンが豊富に含まれているので、高血圧や動脈硬化、脳梗塞の予防などに効果があります。
柿の渋味成分である渋柿タンニンも含まれており、それは抗酸化作用、抗菌作用などかあります。

ビタミンC
体内でコラーゲンの生成にはたらき、血管や皮膚、粘膜、骨を強くするような作用があり、また、かぜやがんを予防する働きをする栄養素のこと。
 

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反応物に水が反応し、分解生成物が得られる反応のこと。
※生成物…ある作用の結果としてできたもの。

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葛は太古よりアジアを中心に自生するマメ科の多年草で、カッコンエキスは葛の根から得るエキスです。
生薬名は葛根(カッコン)で、有名な葛根湯は葛が主な原料となっています。
生薬としは発汗、解熱、筋肉痛の緩和などの作用がありますが、美容的には保湿、透明感に優れた働きがありさらに最近では高いコラーゲン産生促進作用が認められています。

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活性酸素は、体内に侵入した最近やウイルスを撃退するために、白血球から放出された、体にとって必要な物質です。
殺菌・消毒どしての役割があります。
いっぽうで体に悪影響を与えてしまうといった面もあります。
人偏はおよそ60兆の細胞で構成されていますが、その細胞の外面にある細胞膜は不飽和脂肪酸という油で作られています。
不飽和脂肪酸は活性酸素と結びつくことで酸化して過酸化脂質となり、細胞が老化してしまいます。
鉄が酸化してさびるのと同じように、体内でも活性酸素の影響によって酸化が生じ、体がさびてしまうのです。
活性酸素は紫外線でも発生します。
紫外線により体内に活性酸素が発生すると、それを除去するメラニン色素が分泌されます。
ということは活性酸素が多いほどメラニン色素がたくさん分泌されて、しみやソバカスができやすくなることになります。

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褐藻(かっそう)とはその名のとおり、褐色の藻類植物のことです。
ワカメやコンブ、ヒジキやアカモクなどが褐藻植物に含まれています。
それらの植物から抽出したエキスを総じて褐藻エキスと呼び、主な成分としては、フコイダン、アミノ酸、シアスターゼ、アルギン酸、そして豊富なミネラルが含まれます。
保湿作用や皮膚再生作用があり、美容製品などでもよく用いられます。

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大豆油などの植物油脂に含まれる脂肪酸をエステル化して合成した成分。
天然由来の合成仮面活性剤のひとつで、モノステアリン酸グリンセンとも呼ばれています。
合成界面活性剤の中でも最も古くから利用されている素材としても知られています。
安全性が高いことから食品や医薬品でも活用される素材で、腐敗や酸化もしにくく扱いやすい素材として取り扱われています。
植物性の界面活性剤として、比較的安全性を重視したスキンケア製品やヘアケア製品といった美容製品にも用いられる素材となっています。

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カミツレ(カミツレ花エキス)

和名はカミツレ 洋名はカモミール。

角質水分量増加、紫外線防御作用、保湿、消炎、収れん、血行促進などの効果があります。

また、シミ・そばかすの色素沈着を抑える作用があります。

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アナヤスに含まれる「キンサンタンガム」はトウモロコシなどのデンプンを発酵させて作る多糖類の一種。
食品由来の安全性が高い成分で、化粧品や日用品などに幅広く用いられています。
キサンタンガムには基剤の粘度を調整する作用があり、クリームや乳液などトロリとしたテクスチャーやしっとり感を表現したり、ファンデーションなどの粉末状のメイクに使うことで粉の飛び散りなどを抑えることが可能です。

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グラブリジン(油溶性甘草エキス)

グラブリジンは甘草から抽出されたフラボノイドです。
グラブリジンは、メラニン合成に関わるチロシナーゼを抑え、メラニンの生成を抑制します。
グラブリジンは、メラニン色素を抑制する効果がビタミンCの270倍コウジ酸の50倍あると言われています。

コウジ酸

コウジ酸は、メラニンを生成する酵素を抑制する働きがあります。
また、メラニン生成を促進する情報伝達物質の産正も抑えてくれます。
それだけでなく、肌老化の原因ともなりシミやシワ、たるみを引き起こす活性酸素や炎症の発生も抑える作用もあります。
最近では、シミだけでなく、黄ぐすみにも効果があると言われています。

グラブリジンは甘草から抽出されたフラボノイドです。
グラブリジンは、メラニン合成に関わるチロシナーゼを抑え、メラニンの生成を抑制します。
グラブリジンは、メラニン色素を抑制する効果がビタミンCの270倍コウジ酸の50倍あると言われています。

コウジ酸

コウジ酸は、メラニンを生成する酵素を抑制する働きがあります。
また、メラニン生成を促進する情報伝達物質の産正も抑えてくれます。
それだけでなく、肌老化の原因ともなりシミやシワ、たるみを引き起こす活性酸素や炎症の発生も抑える作用もあります。
最近では、シミだけでなく、黄ぐすみにも効果があると言われています。

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グリセリンとはアルコールの一種になり、体の酵素によって糖分を同様に分解されます。
化粧品でよく使われますが医療品や食品などにも使われています。
グリセリンの肌への効果は柔らかなしっとりしたみずみずしい肌を作りあげます。
保湿効果もありますので、寒さでカサつく肌にも最適です。
特徴は色な無色で透明、とろりとしたハチミツのような感じの液体。
水になじみやすく保湿性に優れています。
化粧品にもよく使われていますが、医療用としても幅広く使われている成分です。

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細胞リズムを健やかに整えて、年齢に負けない若々しさをキープ。
もともと誰の体にもあるGF。
GFは、特定の細胞に働きかけ、お肌本来の再生力アップを促すタンパク質の総称です。
お肌以外にも髪や髭など、さまざまな部分に存在し、若々しさをサポートするのに重要な成分です。
紫外線によるダメージや年齢を重ねるとともに減少すると言われています。

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クロレラエキスとは、湖沼、河川、湿地など、淡水中に生息する直径3~8ミクロンの単細胞植物のクロレラ(藻の一種)を熱水で抽出して得られたエキス。
クロレラにはタンパク質をはじめ、βーカロチン、ビタミンB群、ミネラル、必須アミノ酸などが豊富に含まれており、保湿作用や皮膚細胞を活性化する働きがある。
基礎化粧品や石けん、頭髪用化粧品などに配合される。

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桑の葉

桑の葉はダイエットや糖尿病予防にも。

桑の葉には糖分の吸収を抑制する働きがあります。
また、血糖値の上昇を抑制しますので、糖尿病予防に期待が持てます。

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ケミカルといえば化学。
ケミカル処方は化学反応を起こす成分のことを示しています。
日焼け止めに当てはめると、「紫外線吸収剤」を使用しているということになります。
紫外線吸収剤は、紫外線エネルギーを吸収し化学反応を起こすことで熱や紫外線に変え体外へ放出させます。
化学反応で紫外線ダメージを防いでいるということになります。
健康的な肌の人なら問題なく使用おできるでしょうが、敏感肌の人が紫外線吸収剤入りの日焼け止めを使用すると肌荒れなどのダメージを受けることになります。

ノンケミカル処方
ノンケミカル処方は科学反応を起こす成分が入っていないことを示しています。
日焼け止めに当てはめると、「紫外線散乱剤」を使用しているということになります。
紫外線散乱剤は、化学反応を起こさずに紫外線ダメージを防ぎます。
これは紫外線散乱剤を含む粒子が肌をコーティングして、紫外線を跳ね返してくれるんです。
なので、ノンケミカル処方は敏感肌の方にやさしい使用感ということになるんです。

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コエンザイムQ10は、人の細胞に含まれており、生きていく上でかかせない補酵素の1つです。
加齢とともに生産能力が低下していきます。
私たちがいきていくうえで必要なエネルギーを生産するために必要となる物質です。
核酸はあらゆる生物の細胞の中にあたって遺伝子の本体として分裂、成長、エネルギー生産にいっさいをコントロールし、生命の誕生から老化までを支配しています。
コエンザイムQ10は一般的に高用量でも副作用が出にくく、かなり安全性が高いと考えられています。

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コメエキスは米固有のタンパク質から抽出される成分です。
アミノ酸や糖類、ビタミンを含んでおり、細胞の活性化、コラーゲンの生成の促進に効果があります。
また、紫外線を阻害する効果、保湿効果があります。

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米糠は、玄米を精米して白米を作る時に発生する茶色い粉末。
米糠はさまざまな栄養素を含んでます。
ビタミン、ミネラル、食物繊維などが豊富で、肌に塗って良し、食べて良しの万能アイテムといえます。

米糠に含まれるセラミド、γ-オリザノール、ビタミン類は、つやつやした美しい肌を育むのに役立ちます。

セラミド
皮膚のバリア機能になくてはならない脂質成分。
皮膚の水分をキープして、肌が乾燥するのを防ぎます。

γ-オリザノール
抗酸化作用がとても強い、米糠特有の成分。
チロシナーゼという酵素の働きを抑制して、肌を黒くするメラニン色素が増えるのを邪魔します。

ビタミンB2、B6、ナイアシン
ビタミンB2は皮膚の新陳代謝を活発にするビタミン。
皮膚の表皮細胞の分裂を促進して、肌荒れの回復を助けます。
ビタミンB6、ナイアシンじゃタンパク質代謝に必要なビタミン。
これらが不足すると、新しい皮膚を作る表皮膚細胞がスムーズに分裂できなくなるため、肌荒れを起こしやすくなります。

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コラーゲンはタンパク質の一種で、私たちの体を構成する重要な成分です。
体重の約20%あるタンパク質のうち、その約30%をコラーゲンが占めています。
コラーゲンは「細胞同士を結び付ける」「支える」「外との境界線をつくる」という役割を果たしています。
新陳代謝によって、毎日体の中では取り組まれた栄養からアミノ酸を生成し、その中からコラーゲンを含むタンパク質が生まれてきます。
しかし、20歳前後をピークに、20代、30代、40代と、体の中で作られる量も、減少していきます。
特に、皮膚の真皮と呼ばれる大元の部分は、水分以外にほぼ70%がコラーゲン。
これがなくなると、ハリや弾力を失った肌や体がしぼむ、たるむ、といった印象を受けるのです。

海面性コラーゲン(マリンコラーゲン)
ふかひれ、鮭などの魚皮由来のコラーゲンのことです。

加水分解コラーゲン
動物由来のコラーゲンを加水分解法という加工によって分子を細かくしたもので、より高い浸透力と体への吸収力があるのが特徴です。
肌のより深くまでたどり着くので、保湿力も高いです。
また、肌だけでなく毛髪へのダメージに対しては修復と保護をする働きがあり、軟らかくツヤのある髪を作ります。
加水分解コラーゲンを界面活性剤と勘違いしている方もいますが、これは「保湿剤」なので水と油を混ぜる界面活性剤とは異なるので安心して使用してください。

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サトウキビ

沖縄が主な生産地のサトウキビはそれ自体が食物繊維が豊富で栄養価も高いスーパーフードと注目されています。
砂糖の原料以外にもカリウム、亜鉛、マグネシウム、ミネラル、ビタミン、鉄分、カルシウムを含むパワー補充のサトウキビジュースとして飲まれ親しまれています。
多くの化粧品に利用されているのはグリコール酸を多く含んでいるため、角質柔軟、ピーリング効果があると言われ、さらに保湿効果もあると考えられているからです。

グリコール酸
グリコール酸は、フルーツ酸の一種で他のフルーツ酸と同じように体内に存在する物質です。
グリコール酸は、肌の奥の方にある真皮に含まれるエラスチンやコラーゲンの細胞を増やし、真皮を厚くする成分です。
角質の柔軟化効果や除去効果があり、乾燥でザラついた肌を滑らかに整える効果があります。
水に溶けやすい性質をもっています。
ピーリング作用があり、余分な角質を除去しターンオーバーを促進させます。
医療でケミカルピーリングとして使われることも多くなりました。
保湿・血行促進・シワの改善などの効果が期待できます。

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イルメナイト鉱石から作られています。
イルメナイト(ilmenite)は、弱い磁性を持つ黒色または灰色の鉱物です。
火成岩や変成岩に多く含まれるが、海岸の砂浜から採掘されることが多くあります。
採掘されたイルメナイトの大部分は酸化チタンの成分を基に白色の顔料の製造に使われます。
酸化チタンは、微細な白色顔料で、無味無臭、中性です。
化粧品においては、カバー力を出す働きがあります。
また、微粒子酸化チタンは紫外線散乱効果も高いため、紫外線反射剤として日焼け止めに多用されています。
白く色をつけるために使用されることもあります。
化粧品に、一般的に多く使用されており、安全性も高く、皮膚も保護する働きがあります。
肌に対しても低刺で、アレルギーを起こしにくい物質。
角質までは入ることがあったとしても、肌の内部までには入るものではありません。
また、毒性はありません。

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シアバター

シアバターの主成分は、ステアリン酸やオレイン酸で、その他にリノール酸やパルミチン酸などの脂肪酸が含まれています。
これらの脂肪酸は、人の皮脂と似た成分ですので、肌にとてもなじみやすく長時間、保湿が持続します。
ステアリン酸は、非常に酸化しにくく抗酸化作用があります。
また、乾燥からしっかりと肌を守ってくれます。
もう1つの主成分であるオレイン酸も、肌にとてもなじみやすく長時間保湿が自足するとされています。

***シアバターの微量美容成分***

トリテンペンアルコール
保湿性に優れており、肌を柔らかくしてくれる効果があります。

アラントイン
自然治癒力を促進する効果があるため、肌荒れの改善が期待できます。
保湿しながら肌のダメージを治してくれますので、場当たり的ではない乾燥対策ができます。

カロチンイド
皮膚や粘膜の再生を助けてくれる成分です。
これらも、荒れてカサカサになってしまった肌を健康な状態に戻る助けをしてくれます。

トコフェロール
天然のビタミンEです。
ビタミンEといえば抗酸化ビタミンとして有名ですから、肌の老化を防いでくれるため、美肌効果にも期待できます。

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紫根(シコンエキス)

紫根(しこん)とはムラサキ草の根のことで、中国では昔から薬草として使われています。
日本でも江戸時代の名医が紫根の粉末を配合して作った、紫雲膏(しうんこう)がり、湿疹、ニキビ、シラクモ、さらには火傷、ヒビ、アカギレ、痔などの外用薬として幅広く応用されています。
紫根の薬効主成分は6種の「シコニン誘導体」であることがわかり、その抗菌作用、抗炎症作用、皮膚活性化作用、養毛促進作用が、認められています。

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シリコンの一種で分子の大きさごとに違う物質を持ち、サッパリした触感と水をはじく性質を持った成分です。
他の成分によるベタツキを防いで髪のサラサラ感を出したり、汗などによる化粧崩れを防ぐ効果があります。
オイルがニキビの栄養源となる場合もあるので、それを避けるためのオイルの代わりに使用することもあります。
分子の多きさによって異なる性質があり、少しづつ効果を発揮する特徴を持ちます。
シリコンというだけで健康に良くないなどのイメージがありますが、実際には体に害がおよぶものはありません。
シリコンは非常に安定した物質で安全性も高いので安心して使用してください。

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ジメチコンはケイ素由来の水溶性シリコンの一種です。
ヘアケア・スキンケア用品、化粧品と幅広く使用されていてツヤ出しやはっ水作用があります。
また水と油に強く、保湿効果が高いだけでなく光や熱の影響も受けにくく安定しています。
揮発性が高くベタツキのないさらさらとした使用感があり、髪に使えば手触りも良くなります。
他の有機物油脂と違って安全性が高いのでファンデーション、口紅にまで使用されています。

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シリコンは地球の主要な元素のひとつ、ケイ素に科学的処置を加えた合成樹脂。
人体に影響がないことから身近な食品の加工、医療品にも利用されています。
シャンプーに使用されるのは指通りをなめらかにして髪の摩擦やダメージを軽減させるためで、シリコンは洗い流さないトリートメントやヘアワックスなどのヘアケア用品の他、日焼け止めやファンデーションなどの化粧品にも配合されています。
ちなみに、よくシリコンと言われることが多いですが、これはケイ素のことを指す言葉。
合成樹脂はシリコーンと呼ぶのが正しく、「シリコーンシャンプー」が正式明名称になるのです。

*ノンシリコンシャンプーのメリット*

  • 洗い上がりが軽やか
  • サラサラヘアになる
  • 髪がペタンコになりにくい
  • 自然派コスメ好きには安心感がある

*シリコンシャンプーのメリット*

  • シャンプー中にキューティクルが壊れる毛同士の
  • 摩擦を減らす
  • ドライヤーの熱から髪を守る
  • 広がりやすい髪をしっかりまとめる

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シロガラシ(加水分解シロガラシ種子エキス)

中国の漢方薬の一種で、アブラナ科白芥子(ハクガイシ)植物の種子より抽出。

メラニン生成抑制効果があるとされています。
また、ビタミンCと似た作用があり、熱や水に弱いと言われるビタミンCよりも、安定性や持続性、刺激の少なさが優れているとも言われています。

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シャクヤク根エキス

ボタン科の多年草で根から抽出したエキスです。

作用としては、保湿・身体の巡りを整える、毛のハリコシ、肌を整える、菌を防ぐなどがあります。

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ショウガ

生姜の効果・効能の中心となるのはショウガオールという体を温めてくれる成分とジンゲロールという免疫力を高める成分です。

ショウガオー
血行を良くして体温を高め、脂肪や糖の代謝を促進してくれるのでダイエットしたい方に適しています。
また、血液サラサラ効果もあるので、生活習慣病の予防にも役立ちます。

ジンゲロール
免疫細胞である。
白血球を増やして免疫力を高めてくれます。

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食物繊維とは、野菜や果物、海藻、キノコなどに多く含まれる第6の栄養素とも呼ばれる成分です。
人間の消化酵素では消化されず、腸内では老廃物の運搬係として働き、不要な物質を体外へ排出する役割があります。
また、コレステロール値低下作用や糖質の吸収抑制作用など、様々な生理機能を持つ優れた成分です。

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健康的な肌は水分を角質層にたくさん蓄えており、みずみずしく潤った状態です。
潤いのある肌はバリア機能が高く、外界からの刺激から肌を守ったり肌内部にある水分の蒸発を防ぎ、潤いが保たれています。
一方、乾燥した肌はバリア機能が低いために水分を蓄える力が弱くなっており、さらに水分を失ってしまうので肌荒れの原因になります。
これは表皮の水分を蓄える働きを持つ細胞間脂質が減少してしまったために起こります。
すると、肌はハリを失ってシワやたるみができたり、外部刺激によって炎症やシミになったりと、様々なトラブルを引き起こしてしまいます。
このように、健康な肌を保つためには肌表面から水分が蒸発するのを防ぎ、肌内部に潤いを閉じ込める働きが重要となります。

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スクワラン(オリーブ)

スクワランは、人間や深海鮫、オリーブオイルや米糠油などの食物油の中に含まれて成分を水素添加させて作った無色の液体のことです。
潤滑性に優れており、クリームや保湿性、軟膏などの化粧品成分などに使用さえれています。

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界面活性剤は、水と油を混ぜるという素晴らしい性質を持った成分で、界面活性剤が決して悪いものではありません。
界面活性剤で問題なのはその種類です。
界面活性剤には自然界に存在するものもあれば、合成されたものなど、実に多くあり、その用途によって多くの異なる性質を持ったものが開発されています。
それぞれメリット・デメリットがありますが、自然界に存在するものは、安全性が高いものの機能性は劣ることが多いです。
一方合成されたものの多くは機能性は高く自然界に存在する界面活性剤よりもはるかに水と油が混ざった状態を長時間安定させる働きがあるのです。

石油から合成されたものは、その毒性が懸念されています。
石油系合成界面活性剤はくっつきやすい性質があるため、肌に残留しやすいのです。
洗い流しても残りやすいのでそのままにしておくと、ぶつぶつなどの肌トラブルにつながってしまうことがあります。
それに、石油系合成界面活性剤は肌のバリア機能を弱めたり、タンパク質を変質させたりする危険性があるというのです。

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お肌に水分を保持するのと同時に角質細胞をつなぎとめる働きを持ち、バリア機能もあり、キメを保ちます。
角質層の細胞脂質の半分を占めています。
セラミドが不足すると保湿機能低下、バリア機能の低下やしみ・しわの原因を招きます。
アトピーや敏感肌、老化肌の方は、セラミドが極端に少ないからでるとも言われています。
コラーゲンやエラスチンもお肌にとって大切ですが、外や内側の要因で効力が減るため、保湿作用のあるセラミドも大切な成分です。

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センブリより抽出されたエキスです。
整理性作用のある成分を多く含み、また抗炎症作用や抗男性ホルモン作用があり、皮脂の過剰分泌を抑制します。

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ダイズ(大豆)

大豆と言えば「畑の肉」とも呼ばれ様々な食品に加工されるだけでなく、栄養素も多く含む健康食品として有名です。
近年の健康志向の高まりとともに最注目されていますが、その成分が美容化粧品にも多く使われているのはご存知でしょうか。
美肌や美髪の維持に欠かせないビタミンBやビタミンEだけでなく、カリウム、鉄分、カルシウム、マグネシウム、亜鉛といったミネラルも含まれているのです。
そして大豆の成分で最も知名度の高い大豆イソフラボンには肌の潤いを保つ美肌・アンチエイジング効果があるとされています。
この他にもペプチド、レシチン、サポニンと言った美肌成分が含まれている、まさに美肌食材なのです。

原料としても、水と油を混ぜ合わせるための天然界面活性剤大豆サポニンとしても用いられます。

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健康な状態の肌では、その周期は約28日と言われています。
肌が老化し、機能が衰えるとこのサイクルが伸びていきます。
表皮の一番下にある基底層で細胞分裂し、最後に角質細胞(アカ)となって剥がれ落ちるまでの細胞の変化を「角化」(かくか)と呼び、こうして常に新しい細胞に置き換わっていくことを「ターンオーバー」といいます。

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チアシード

チアシードとは、シソ科サルビア属ミントのバジルシードの一種で、主にメキシコなど南米地域で栽培されている、果実の種のことをいいます。
見た目はゴマのような種です。
味は無味無臭で、食物繊維、αリノレン酸、アミノ酸などを豊富に含んでいます。
また、種子表面の水溶性繊維が水や胃の消化液を含むことで約10倍に膨らむため、満腹感を持続させてくれる効果があります。

*効能・効果*
便秘解消、美肌・美容、糖尿病を予防・改善、骨の強化、免疫力アップ満腹感が得られる、PMS(月経前症候群)改善、アンチエイジング、イライラ解消、

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チョウジエキス

リンドウ科の植物の根、および根茎から抽出されたエキス。

肌を清浄に保ち、健やかな肌状態を保ちます。

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天然植物エキスとは、植物に含まれている成分を抽出し薄めたものをいいます。
エキスの元となる植物は、生薬として漢方にも用いられているものばかりで、古くから健康・美容に有効であることが確かめられています。

*効果*
保湿効果、炎症を抑える効果、リラックス効果など

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セリ科植物のトウキの根から抽出してつくられたエキスで、クマリン誘導体、アンジェル酸、アミノ酸を含んだ成分になっています。
消炎作用、血行促進作用、保湿作用があり乾燥からの肌荒れ防止や健康な肌を取り戻す化粧品などに配合されています。

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トウモロコシ

トウモロコシにはマルチビタミン・マルチミネラルのサプリメント並みの栄養素が豊富に含まれています。
まずは、ビタミンB1・B2、そして肌の老化を防止することで知られている若返りビタミンのビタミンEです。
これらのビタミンには肌のアンチエイジング効果と保湿効果があります。
次にトウモロコシには肌の保湿と美白効果が高いリノール酸が含まれていますので、紫外線などによるシミやソバカスの原因になるメラニンの発生を抑制する効果もあります。

*効能・効果*
動脈硬化、むくみ、便秘、ぼうこう炎、せき、美肌

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一般にトコフェロールと表示されるのはビタミンEのこと。
黄色~黄褐色の粘りけのある液体で水にはほとんど溶けず、アルコールやオイルによく溶ける性質を持っています。

脂質の抗酸化作用により、肌あれの原因となる過酸化脂質の発生を防ぎます。
また、皮ふの角化を促進する働きを持ち、肌あれ防止効果があるといわれています。
肌に対してだけでなく、油分全般に強い還元力を発揮するため、油を使った食品にも安全な抗酸化剤として配合されています。

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ヤシ油、パーム核油の中から分子量の軽い部分だけを精製した油脂。

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お肌の細胞に働きかけることによって、お肌本来が持っている力を引き出し「自らつくりだす」サポートをする、新しいエイジングケア成分。

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「ナノ」とは、「センチ」「ミリ」などと同じ数の単位のひとつで、10億分の1を表しています。
1ナノメートルは、10億分の1メートルです。

お化粧品の業界では「ナノ化された化粧品」というように使用されます。
「ナノ化」とは、物体をとても小さくする技術のことです。
ナノ化された美容成分は高い浸透力があるため、肌の内側から肌質を改善してくれる効果が期待できます。

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正式名称:パラオキシ安息香酸エステル

食品・医薬品あるいは化粧品の防腐剤として使用されている

メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ベンジルパラベンなどの種類がある

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私たちの体内の中に含まれ、細胞と細胞の間に多く存在し、水分の保持やクッションのような役割で細胞を守っています。

赤ちゃんの肌がみずみずしく張りがあるのは、ヒアルロン酸を多く含んでいるからです。
しかしヒアルロン酸は加齢とともに減少してしまいます。
そのため年を重ねると肌の保湿性や弾力性が失われ、シミ、しわ、たるみが発生してきてしまうのです。

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ピクノジェノール

フランフランス海岸松の樹皮から抽出されたエキス。
一番の作用は「抗酸化作用」で、ビタミンCやビタミンEよりも強いことがわかっている。

エイジングケアに優れ、若々しく透明感のあるお肌へ導きます。

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直訳すると「公平な貿易」。

発展途上国の底辺で働く生産者・労働者が貧困から抜け出せるように彼らから直接、原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」のこと。

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プラセンタは「胎盤」を表します。

ただサプリメントや化粧品に使われているプラセンタは胎盤そのものではなく、胎盤から抽出される“プラセンタエキス”で、濃度や抽出法などにより活性に違いがあるといわれています。

一般的に豚などからとられる動物性プラセンタ、アロエベラ、カッコン、クロレラからなる植物性プラセンタがあります。

プラセンタには、お肌の若返り、つまり、シミやシワ、キメ、毛穴、目の下のくまなどに効果があるとされます。

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植物に含まれているポリフェノール(色素や苦み、辛味成分など)のひとつで、緑茶・ぶどう・そば・玉ねぎ・ダイズ・ブルーベリー・レモンなどといったたくさんの食物に含まれています。

フラボノイドの種類によって特長や作用は異なりますが、多くが抗酸化作用を持っているため、サプリメントなどで広く利用されています。

フラボノイドの種類の代表的なものをご紹介します。

  • アントシアニン → 視機能を改善する効果
  • ヘスペリジン(ルチン) → 血流を改善する効果
  • カテキン → 生活習慣病の予防・改善効果
  • イソフラボン → 女性ホルモンの働きを手助けする効果

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ホウセンカの全草から抽出したエキス。
古くから漢方薬としても親しまれている。

アレルギー肌改善・アトピー肌改善、抗掻痒効果、保湿作用、抗にきび効果。
育毛効果が期待されている。

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「ホホバ」という多年草の実や種子から抽出される天然オイルのことホホバオイルの主成分『ワックスエステル』は人の肌になじみやすいといわれています。

ホホバオイルの美容効果は優れており、

  • ①肌を保湿して、ハリ・うるおいを与える
  • ②不要な角質や汚れのお手入れ
  • ③髪・頭皮を乾燥から守る

などがあります。

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ポリフェノールとは、植物の光合成によってできる色素や苦み・渋みの成分です。

それぞれ種類によって違いがありますが、共通の効能として「抗酸化作用」と「抗菌作用」があります。
抗酸化作用により細胞の老化を促進する活性酸素が取り除かれることがわかっており、ヒトが摂取するとシミ・シワ・たるみといった老化予防になるのではないかと考えられています。

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マグネシウムは骨や歯の発育や強化に重要な役割を担い、骨の弾力性を維持する働きをしています。
大人の体には20~28gほど含まれ、カルシウムやリンとともに骨をつくっているミネラルです。

また、幸せのホルモンと呼ばれるセロトニンを作る際に必要な成分でもあります。
神経の興奮を抑え、神経伝達を正常に保つ働きも指摘されており、ストレスの多い現代社会において、非常に重要な役割をしています。

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タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミンに並ぶ5大栄養素のミネラル。
直接エネルギーになるのではなく、体の機能の維持や調整の役割を担っています。
カルシウム、マグネシウム、鉄、カリウム、ナトリウムなどは有名なミネラルです。

ミネラルは、身体の構成成分となるだけでなく、さまざまな代謝を助けたり、その働きは多岐に渡り、効果はそれぞれの成分がお互いに助け合って発揮されます(ミネラルの種類)。

例えば、

  • 脂肪燃焼を促進し、脂肪の吸収を抑制する。イライラを抑える。(カルシウム)
  • エネルギー代謝、脂質代謝に関与する。(リン)
  • 基礎代謝を促進し、脂肪が燃焼する。(マグネシウム)
  • コラーゲンを強くする。髪の毛を美しくし、脱毛を防ぐ。(ケイ素)
  • 細胞を修復する。メラニンの代謝を促進し、シミ・そばかすを防ぐ。(亜鉛)
  • 活性酸素を除去する。(セレン)

などの働きがあります。

毎日の食事で、多くの種類の海藻類、豆類、野菜や果物などを偏りなく摂取することで、様々なミネラルをバランス良く摂ることができ、健康と美容の強い味方になってくれます。

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特定の物質が使用されていないことを表す表現のことです。

特定の物質とは化粧品では、

よく石油系合成界面活性剤、防腐剤(パラベン)、合成香料、合成着色料、鉱物油などを指しています。

しかし無添加粧品で気をつけたいことが、「無添加」という表現に決まりがなく、その商品ごとに定義が異なっているということ。

例えば、着色料が無添加で防腐剤が入っている。
独自の定義である成分を「無添加」にした場合、その他の成分が何であっても「無添加商品」となるのです。

ですから、無添加だから安心というわけではなく、何が無添加なのか、かわりにどのような成分が使用されているのかを自分で確認することが大切です。

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メラニン

動物の体表に存在する黒褐色または黒色の色素のことでメラニン色素ともいいます。

メラニンは、表皮の基底層にあるメラノサイトによって生成されます。

メラノサイトに紫外線などの刺激を受けることによって、メラニンを作り出し、メラニン色素を含む表皮細胞でバリア―ゾーンを形成し、肌細胞が紫外線の刺激を受けないように頑張ってくれています。

こうすることで、紫外線によるDNAの破壊や皮膚癌の発生を、未然に防いでいるのです。
つまり、メラニン色素は肌トラブルや病気を防ぐためになくてはならない物質と言えます。

しかし、紫外線の浴びすぎやストレスのせいで、生成と排出のバランスが崩れると、シミの原因となってしまいます。

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ヤシ油とは、ココヤシという植物の種から取れる固形の天然の油のこと。

ラウリン酸とビタミンEが豊富に含まれており、その成分が傷や肌荒れを助けるといった肌に良い効果をもたらせてくれます。

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葉酸はほうれん草から見つかり、別名ビタミンM、ビタミンB9ともいわれる成分です。

ビタミンB群の仲間で、細胞が増殖する際にDNAやRNAの合成に関与し細胞分裂や発育に必要となるため、妊娠前から妊娠中には特に必要とされる成分です。

葉酸は胎児の成長を助ける働きがよく知られていますが、貧血予防や細胞の再生にも必要な栄養素です。

また葉酸は動脈硬化を予防する効果があることもわかってきています。
もちろん葉酸だけでなく他のビタミン類と一緒に働くのでバランスの良い栄養摂取は不可欠です。

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ヨモギ

よもぎはキク科ヨモギ属の植物で独特の香りを持つ植物です。

漢方では万能薬「ガイヨウ」として知られており、美肌、デトックス、便秘解消、貧血予防など様々な効果が期待されます。

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体液のひとつで、リンパ液、リンパ管、リンパ節から成り立っています。

リンパ液は体中に張り巡らされたリンパ管を通って、体の中の老廃物や余分な水分、さらには細菌、ウイルス、がん細胞などを回収します。

リンパ管の通り道に800ヵ所ほどの「リンパ節」があり、回収した細菌や異物を除去する役割を持っています。

リンパは呼吸や筋肉の動きによって体内を移動しています。
安静にしているときはあまり動かず、運動をしているときは活発に動きます。
よって運動不足だとリンパが滞りがちに。
リンパが滞ると老廃物が排出されないため免疫の低下やむくみ、疲労、肩こりなどの様々な悪影響がおこります。

体の中の余計な水分や老廃物、さらには細菌・ウイルスを処理するための大切な仕組みです。
適度な運動を心がけましょう。またリンパマッサージも有効です。

顎、首、鎖骨付近、肘・膝の裏側、足の付け根にはリンパ節が集中しています。
これらの部位を優しくさするようにマッサージするとよいでしょう。

リンパ

わ行

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イタリアにて中世14世紀より700年以上にわたって研究を続けられている「薬草学」という学問。古くからイタリアではオリーブオイルに木の灰をまぜて石鹸をつくるなど、健康と美容のために植物(薬草)を用いてきました。
それがやがて薬草学という学問となり、イタリアのピサ大学、フィレンツェ大学などで現在も研究が重ねられています。

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AIAB(アイアブ)を母体とするイタリアのオーガニック認証機関です。
オーガニック認証機関としては先駆的な存在で、イタリア国内のみならず、欧州やEU全土においても多くの実績を持ち、国際的にも権威のある認証機関でもあります。

自然由来成分95%以上でることをはじめ、成分や製法、ラベルなどにも834もの厳しい審査項目を設け、1300社以上の審査実績をもっています。

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プロテクショングレイドオブUVA(ProtectionGradeofUVA)の略。

皮膚を黒くするだけでなくシワやたるみの原因となる紫外線A波(UVA)の防止効果を表すもの。

強い方ら++++、+++、++、+の4段階に別れています。
日常的な買い物程度ならPA++でOK。

SPFは注意して見るけれど、意外とスルーされるのがPAの値。
でも実は、アンチエイジングに興味のある方なら是非、こちらの値をチェック必須です。

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ピーエッチまたはペーハーと読みます。

pHとは、水溶液の性質(酸性やアルカリ性の程度)を表すひとつの単位です。

学生のころリトマス試験紙をつかった実験をしたことがある方が多いかと思いますが、これはpHの実験をしていたのです。

pHは酸性からアルカリ性の間に0~14の目盛りをつけて、酸・アルカリの度合いをその目盛りの数字で表すもので、pH7を中性とし、それ未満を酸性、それより大きければアルカリ性としています。

pH

一般的に、pH値によって次のように区別されています。

pH値 液性
3.0未満
酸性
3.0~6.5 弱酸性
6.5~7.5 中性
7.5~11.0 弱アルカリ性
11.0を超えるもの アルカリ性

ちなみに化粧品で弱酸性という場合、メーカーにもよりますが、『pH5.0~6.5』に設定することが多いようです。

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サン・プロテクション・ファクター(SunProtectionFactor)の略。

SPFは、シミやソバカス・皮膚ガンの原因となる紫外線B波(UVB)をカットする力を示しています。

一般的にSPFの数値は、20分で1単位。
たとえばSPF20の場合、20分×20=400分=6時間40分。約6時間40分間カットする力がありますよと言うこと。

※しかしドクターリセラでは、紫外線対策を重要視しているため、約10分を1単位として捉えています。

勘違いしやすいのは日射しの強さに対抗できる値ではないということ。
「海や山の日射しの照りつける場所に行くからSPF値の高い日焼け止めを使おうっと!」というのは間違いで、あくまで目安は太陽の光を浴びる“時間”です。
とはいえ、海や山へ行く=長時間になるので、やはりSPF値が高い物を選んだ方がベターではありますね

SPF

※汗で流れたりするので、こまめに塗り直すことも忘れずに!

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